ギアニュース

1本1本に匠の技を!本間ゴルフ酒田工場見学 ~vol.2 鋳造編~

2012/12/03 20:30
鋳造アイアンができるまでを公開

山形県にある本間ゴルフ酒田工場。約5万坪ある敷地面積の中で、クラブヘッドとシャフトの開発→製造→出荷までを行っている。工芸品とも思える完成度の高い高価なクラブはどのように作られているのか。今回は工場に潜入取材し匠の技と最新テクノロジーが融合する様をレポートする。

Vol.2は鋳造編。鋳造製法は鍛造製法に比べて、複雑な形状を作ることに向いているのだが、本間の形状の美しさはここからくるのかもしれない。

この棚に置いてある鋳型にロウを流し込んで、ヘッドの形状をつくる
ヘッドパーツがつながった状態をツリーと呼ぶ
ツリーにセラミックの粉をつけて成形していく
中身のロウを熱して溶かせばアイアンヘッドの鋳型が完成する
この大きな装置で鉄を溶かし、鋳型に流し込む
ヘッドの素材となる鉄の丸棒
セラミックの粉で作った鋳型に鉄を流し込み、冷やした後、セラミックの粉を砕いて中身を取り出す