ギアニュース

1本1本に匠の技を!本間ゴルフ酒田工場見学 ~Vol.1 設計編~

2012/10/16 16:00
開発エリアにはパーシモンでできたモックアップがいっぱい。まずはどのようにクラブが設計されるのか見てみよう

山形県にある本間ゴルフ酒田工場。約5万坪ある敷地面積の中で、クラブヘッドとシャフトの開発→製造→出荷までを行っている。工芸品ともおもえる完成度の高い高価なクラブはどのように作られているのか。今回は工場に潜入取材し、本間ゴルフの匠の技と最新技術をフォトギャラリー形式でレポートする。

Vol.1は設計編。職人による匠の技と最新テクノロジーが融合してヘッド形状が完成されるまでを公開。

職人たちがパーシモンでモックアップを作成。最新技術でも描ききれない部分を形にしている
職人が納得がいくまで削っていく。本間ゴルフが制作するゴルフクラブの顔のよさはここから生まれる
続いてアイアン。小・中学校の時に皆さんも使ったであろう半田ごてで、トップブレードやトウ・ヒール部分の肉付けを行う
多くつけすぎた部分はヤスリで削っていく。肉付け、削りを繰り返し、完成形に近づけていく
アイアンは番手の流れがあるので、1つ修正するとすべてに影響が出てくるので難しい
職人が作り上げたモックアップを3Dスキャナーで形を読み取る
読み取ったデータをCADに取り込み、微調整を行っていく
形の変形や肉厚部分を変えることでどのような影響が出るのか、シミュレーションしながら作り上げていく
CADで作り上げた設計をCNCマシンによって石膏模型を作り、マスターの金型へと仕上げていく