大人のゴルファーへ!2代目ファイズ発表
ブリヂストンスポーツ株式会社は、50代から60代のゴルフを楽しむ大人のゴルファーへ、2代目「ファイズシリーズ」(メンズ、レディス)を、ドライバーからパターまでのフルラインナップで、2012年11月に発売すると発表した。
2011年3月に発売された初代のファイズシリーズは、東日本大震災の影響を受けるも、売上目標である66億円をクリア。飛ぶだけでなく、デザインや質感などがユーザーに評価されたということもあり、ライバルであるダンロップ ゼクシオを越えると経営陣の鼻息は荒い。
また、新ブランドの認知度が40%向上したこともあり、異なるユーザーターゲットであることから、新しいファイズからは「ツアーステージ」というブランド名をとっている。
発表会当日には、現在シニアツアーで活躍している、同社契約プロの倉本昌弘、湯原信光、羽川豊の3選手が会場に駆けつけた。
ゆったりと振り抜いて飛ばす「ファイズドライバー」
前作に比べてシャフトを0.25インチ長くし、46.5インチに設計。総重量はそのままに、クラブ全体の重心位置を手元側にもってくることで振りやすさを追求した。また、長尺ドライバー特有の振り遅れからくる右へのミスを軽減させるため、重心距離を短くしてヘッドの返りをよくし、フェース面ではドロー回転が打てるゾーンを広くした。シャフトが鞭のように使えるよう、先端側と手元側の剛性をゆるやかにしてダウンスイング時にタメがつくれるよう工夫がしてある。価格は1本84,000円。
ロフトバリエーションが豊富な「ファイズフェアウェイウッド/ファイズユーティリティ」
フェアウェイウッド(以下FW)とユーティリティ(以下UT)は、ドライバー同様に「ドロードライブ設計」による飛距離アップと、見た目の安心感を与えてくれる「ゴルファー五感」を満たす設計になっている。FWの番手は3、4、5、7、9番とあり、価格は1本42,000円。UTの番手は3、4、5、6番とあり、1本36,750円と、どちらもロフトバリエーションが豊富であり、ロングアイアンの代わりとしてセッティングすることができる。
高弾道でやさしく飛ばす「ファイズアイアン」
アイアンのヘッド形状は深いポケットキャビティ構造となっており、余剰重量をソール側に持ってくることで、楽にボールをあげることができる。またストロングロフト設計と、安心感のあるヘッドの大きさで安心感と飛距離を与えてくれる。価格は6番からPWまでの5本セットで115,500円(カーボン)。
一体感を生むフィーリング「ファイズパター」
パターはブレード型の「TYPE-B」と、マレット型「TYPE-M」の2種類。スーパーターボラバーによるソフトな打感と、トウ&ヒール側にタングステンウエイトを持ってくることで、ミスヒットにも強い設計となっている。(東京都港区/宮田卓磨)