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OGM推進のECOプロジェクトが計画目標値を達成

2012/08/22 15:00

オリックス・ゴルフ・マネジメント(OGM)はこのたび、環境負荷の少ないゴルフ場運営を目指す「GOLF de ECOプロジェクト」の計画目標を達成したことを発表した。

OGMが推進する同プロジェクトは、低炭素社会・循環型社会への貢献を目指し、2010年4月から2013年3月までの3年間で、1.排出するCO2を2008年度比100万kg削減、2.刈芝や食品廃棄物を50%以上堆肥化することを目標にスタート。

CO2排出量の削減については、2010年度に環境省の補助金を受け、同社が運営する3施設で空調、給湯、照明設備の更新や太陽光発電システムの導入を行い、42万6000kgを削減。2年目となる2011年度は、さらに設備の更新、充実を図り93万3000kgを削減。これにより2年間の削減量累計が135万9000kgとなり、3年間での削減計画目標である100万kgを達成する結果になったという。

ちなみに、135万9000kg-CO2は、標準的な1世帯が1年間に排出するCO2の約200軒分に相当(林野庁HPより)する。

また、堆肥化についても、取組ゴルフ場の増加や処理能力の向上などにより54・3%を実現。3年間の堆肥化率計画目標50%を達成したという。同プロジェクトについて同社は次のようにコメント。

「最終年度となる今年度も諸施策を実施する予定です。CO2排出量の削減については、主にクラブハウスなど、施設の照明のLED化を進めていきます。すでに4施設での導入が決定しており、約2300台をLED化することで照明電力量は約35%、CO2排出量は8万~9万kgの削減を見込んでいます。また、このほかにもLED化や空調機の改修などを計画しています。堆肥化については、計画目標を60%に引き上げます。現在27施設にて取り組んでいますが、既存の取組施設における処理能力をさらに向上させ、取組施設を新たに増やすことで推進していく予定です」

問い合わせはOGMへ、03-5487-0562。