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40代に向けたマンシング「R-ライン」登場

2012/08/10 14:45

デサントは8月8日、都内オフィスにて「マンシングウェア」、「ランバンスポール」の2013年春夏コレクション展示会を開催。

同コレクション発表の前には、直前の2012年3月~6月までの春夏商材の概況を説明。同社が調査したところによると、3月~6月期の百貨店市況は、百貨店が前年同期比105%(関東エリア同110%、関西エリア同95%、その他地域同100%)で推移。大型量販では既存店ベースで同95%、新規店ベースで同100%となっている。

そのような市況の中、「マンシングウェア」は同104%(メンズが同103%、レディス同105%)と比較的堅調に推移。中でもメンズの半袖シャツ(同105%)、レディスのボトムスではショート丈、スカート(同108%)が好調だったという。一方、レディスのロングパンツ(同90%強)、セーターなどアウター類(同70%)の不振が挙げられた。

「マンシングウェア」の2013年SSは104%を計画。これまで「メンズ&レディス」、「ワンシング・バイ・マンシングウェア」、「グランドスリム」、「リフィニー」の4ラインで展開していたが、女性向けコレクションの「リフィニー」を発展解消させ、「R―ライン」(メンズ、レディス)を新投入。既存3ラインで同100%、「R-ライン」で4%増を計画する。「R-ライン」は、アメリカンカレッジスポーツを思わせるロゴや2色使いのバイカラーが特徴で、アラフォーゴルファーの囲い込みを目的としている。

主要アイテムは、2012秋冬で展開した涼感性と換気機能を併せ持った機能商品「X‐COOL」、「X‐COTTON」を継続使用。メンズラインは、動きやすく、汚れにくいチノパンツ「TOUGH CHINO(タフチノ)」やジーンズ仕様を取り入れた「G‐PANTS(ジーパンツ)」を導入。レディスラインは、豊富なカラー展開とステッチでカジュアル感を演出した「E‐CHINO(イーチノ)」で快適性、機能性に優れたゴルフスタイルを提案していくという。

「ランバンスポール」の2012年SS概況は昨年同期比109%(メンズ同126%、レディス同102%)で推移。中でもメンズ長袖シャツ(同123%)、レディス半袖シャツ(同135%)と好調。

2013年SSは114%を計画。2012年秋冬シーズンまでに、取扱店を49から60ドアに増加させる。さらに、強化ポイントとして高品質な素材とカラーバリエーションで構成されるメイン商材を「ベーシックライン」として提案。また、「アクティブライン」では、新たな防汚機能「ワンダーフレッシュ」を開発。綿素材で太陽光を遮断する「サンスクリーン」と並び天然素材での機能商材を強化。さらに「スポーツライン」では、温度調節機能素材や防寒、防暑アクセサリーの拡充を図ったという。

今回の展示会では、機能性やデザイン性をより強化したアイテムやギフト商材としての需要も喚起していくアイテムなど多数のアイテムを取り揃えた格好だ。

尚、画像は「R-ライン」。