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逆三角形で飛ばす!プロギアが「iD nabla」を発表

2012/08/06 17:15
プロギア契約プロの谷原秀人、矢野東、原江里菜らが、「iD nabla」の発表会に出席し「易しく飛ばせる」と新製品をPRした

8月6日、ザ・プリンスパークタワー東京にて、横浜ゴムがプロギアの新シリーズ「iD nabla(ナブラ)」シリーズを発表した。今回のシリーズは、アベレージ向けの「iD nabla X」(9月8日発売)と、アスリート向けの「iD nabla BLACK」(10月27日発売)の2種類が用意されている。

ブランド名の「nabla」とは、ベクトル微分演算子のひとつで、記号で表すと逆三角形。高初速エリアが逆三角形に拡大し従来のクラブに比べて1.5倍になっていることや、各番手の重心設計をグラフ化すると逆三角形になることから、このブランド名に命名されたとのこと。

ドライバーのシャフトは、三菱レイヨンと共同開発しており、手元側に高弾性78t炭素繊維を採用。ムチのように全体がしなり、粘ることでヘッドスピードを加速させる効果を生み出している。

写真左:アベレージ向け「iD nabla X ドライバー」体積は460cc。写真右:アスリート向け「iD nabla BLACK」体積は440cc

発表会にはプロギアの契約選手、矢野東谷原秀人原江里菜が会場に駆けつけ、新製品の試打インプレッションを語ってくれた。矢野と谷原は「iD nabla BLACK ドライバー」をすでに使用しており、シャープな形状で構えやすく、前作のドライバーよりも力強い弾道で飛んでいるとのコメント。矢野は後半戦に向けての豊富としてやさしいクラブなので、クラブの力を借りて調子を取り戻したいと語ってくれた。

一方、今季好調を維持し復調の兆しがみえる原は、どちらも試打しているが、おそらく「iD nabla X」になるでしょう。現在、シャフト選びに悩んでいて、マッチするものがあれば使ってみたいとコメントを残した。(東京都港区/宮田卓磨)

■ 「iD nabla X」シリーズ

iD nabla X ドライバー(ストレート、ドロータイプの2種類)
iD nabla X フェアウェイウッド
iD nabla X ユーティリティ
iD nabla X アイアン

■ 「iD nabla BLACK」

iD nabla BLACK ドライバー
iD nabla BLACK フェアウェイウッド
iD nabla BLACK ユーティリティ
・iD nabla BLACK アイアン

iD nabla ウェッジ