逆三角形で飛ばす!プロギアが「iD nabla」を発表
8月6日、ザ・プリンスパークタワー東京にて、横浜ゴムがプロギアの新シリーズ「iD nabla(ナブラ)」シリーズを発表した。今回のシリーズは、アベレージ向けの「iD nabla X」(9月8日発売)と、アスリート向けの「iD nabla BLACK」(10月27日発売)の2種類が用意されている。
ブランド名の「nabla」とは、ベクトル微分演算子のひとつで、記号で表すと逆三角形。高初速エリアが逆三角形に拡大し従来のクラブに比べて1.5倍になっていることや、各番手の重心設計をグラフ化すると逆三角形になることから、このブランド名に命名されたとのこと。
ドライバーのシャフトは、三菱レイヨンと共同開発しており、手元側に高弾性78t炭素繊維を採用。ムチのように全体がしなり、粘ることでヘッドスピードを加速させる効果を生み出している。
発表会にはプロギアの契約選手、矢野東、谷原秀人、 原江里菜が会場に駆けつけ、新製品の試打インプレッションを語ってくれた。矢野と谷原は「iD nabla BLACK ドライバー」をすでに使用しており、シャープな形状で構えやすく、前作のドライバーよりも力強い弾道で飛んでいるとのコメント。矢野は後半戦に向けての豊富としてやさしいクラブなので、クラブの力を借りて調子を取り戻したいと語ってくれた。
一方、今季好調を維持し復調の兆しがみえる原は、どちらも試打しているが、おそらく「iD nabla X」になるでしょう。現在、シャフト選びに悩んでいて、マッチするものがあれば使ってみたいとコメントを残した。(東京都港区/宮田卓磨)
■ 「iD nabla X」シリーズ
・iD nabla X ドライバー(ストレート、ドロータイプの2種類)
・iD nabla X フェアウェイウッド
・iD nabla X ユーティリティ
・iD nabla X アイアン
■ 「iD nabla BLACK」
・iD nabla BLACK ドライバー
・iD nabla BLACK フェアウェイウッド
・iD nabla BLACK ユーティリティ
・iD nabla BLACK アイアン