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ナイキの最新ディスタンス系ボール『SQプレミアムディタンス』

2009/01/06 00:00
バックスピン量の減衰率が5%増え、落ち際でのボールの伸びが向上したナイキ『SQプレミアムディタンス』。

ナイキジャパンは09年3月、『SQプレミアムディタンス』を発売する。このボールは同社最先端技術を結集させたボールで、SQシリーズらしく高慣性モーメントで真っ直ぐ飛ばすことを目的としたボールだ。 このボールは3ピース構造だが、コア球に軽比重の高反発・高分子プラスチックを採用。さらに周りに比重の重いコア素材で覆うことで、慣性モーメントが約10%向上している。これは最高到達点以後のスピン量の減衰が抑制され、スピン量の維持によって飛距離が伸びるというものだ。その減衰率は通常、打ち出し時のバックスピン量が落下時に70~75%といわれるのに対し、75~80%まで抑えられるという。 つまり、ボール自体の高い慣性モーメントによりバックスピンの減衰率が低く、特に落下時の揚力が大きいまま持続され落ち際での飛距離の伸びに貢献するボールだといえるだろう。ライアンアップは『ゴールド』と『シルバー』で、オープン価格となっている。