マルマン2012年新製品発表
マルマンは12月上旬、都内イベント会場(中央区)で2012年新製品発表会を開催。今回発表されたのは、同社の抱えるラインアップから、最高級モデルである『マジェスティ プレステジオ』、アベレージゴルファーに最適な『メガ・シャトル』の2シリーズ。そのほか、女性ゴルファー向けの『フィガロ』、フランスの伝統的なファブリックブランド『レ・トワール・デュ・ソレイユ』×『マジェスティ』とのコラボレーション商品、さらに、世界的にも有名な自動車メーカー『メルセデス・ベンツ』ブランドとのライセンス商品発売の発表があった。
注目は、今モデルでシリーズ7代目となる『MAJESTY PRESTIGIO SUPER7』(マジェスティ・プレステジオ・スーパーセブン)ドライバー(23万1000円/3月上旬発売)。同モデルは、「全てを凌駕する圧倒的な飛距離性能」をテーマとし、同社の誇る職人たちの匠の技により、最先端技術と革新素材を余すところなく注ぎ込んだ自信作だという。同ドライバーは、"打てる長尺"(標準仕様47インチ)をコンセプトとし、爽快に振り切れ、無駄なスピンのない高弾道で飛ばせるクラブに仕上がったとのこと。同社マーケティング部の岩井徹課長によると、
「従来の長尺クラブは、飛距離性能といったメリットもありますが、ミート率の低下、スピン量増大などデメリットも多くありました。同ドライバーは、その長尺クラブがもつ、複雑に絡み合う多くの要素のメリットだけを促進し、デメリットを徹底的に排除することに成功。『M.M.S.D.テクノロジー』(多次元最適設計)と呼ばれる最大の飛距離を得るための設計手法を採用しております」――。
また、実際に同モデルを試打した永井延宏プロは次のようにコメント。
「長尺設計ですが、実際に打つと振り遅れることなくしっかりボールをとらえてくれることに驚かされますね! それはシャフト性能の高さが大きいでしょう。手元剛性を下げていますが、高弾性繊維を使用し手元側を薄肉にして全体が綺麗にしなる工夫がみられます。振り遅れのない、爽快な振り心地を味わえるシャフトです。同クラブを使えば、プレーンもフラットになり、ヘッドの入り方が安定してきますから、ミート率の向上、そして飛躍的な飛距離アップが望めるでしょう」
問い合わせはマルマンへ、03-3526-9988。