7代目「ゼクシオセブン」は打ちやすく飛ばせる
2011年10月17日、東京ドームホテルにて、「ダンロップ ゼクシオ セブン」の新製品発表会が行われた。今回で7代目となるゼクシオ シリーズ、2000年の発売以降、12年連続売り上げNO.1の実績を誇るブランドだけに、会場には多くの報道陣が集まった。
またシーズン途中の最中、同社契約プロの中嶋常幸、横峯さくら、古閑美保、北田瑠衣、森田理香子、藤本麻子、青山加織が会場に駆けつけ、テスト時の使用感を語った。中嶋曰く「今までスリクソンとゼクシオとでどちらのクラブを使おうか迷っていたが、今回のクラブを試打して新しいゼクシオに決めた」というほど、今回のゼクシオは百戦錬磨のプロをも唸らせる完成度の高いクラブに仕上がっている。
■ボールスピードをアップさせる「ゼクシオ セブン ウッドクラブ」
「打ちやすく、ボールスピードアップ」をテーマにクラブ開発が行われた。昨今の長尺シャフトブームの中、振りやすさを求めるため、45.5インチに設定。新しく開発したシャフト「MP-700カーボンシャフト」により、軽重量化と手元側の剛性分布を軟らかくすることによって、クラブ全体の慣性モーメントを小さくし、振りやすさを向上させヘッドスピードが速くなるという仕組みだ。また、長尺シャフトのデメリットである、振り切れない、ヘッド重量が軽い、ミート率が悪いといったことを解消しているため、飛距離アップが望めるという。
またゼクシオの代名詞ともいえる心地よい打球音は今回も顕在で、クラウン部分のリブとソールデザインにより、少々のオフセンターヒット時でも心地よい打球音がこだまする。
ドライバーの価格は84,000円、フェアウェイウッドは1本57,750円で、発売日が12月9日。ユーティリティの価格は34,650円で、発売日が12月23日。
■イケメン顔の「ゼクシオ セブン アイアン」
シャフトは、ドライバーと同様のカーボンシャフトを装着して飛距離アップを狙っている。また、日本シャフト社と共同開発した「NSプロ 920GH for XXIO」は、ゼクシオのために作られた手元重心設計のスチールシャフトの2種類があり、ゴルファーの体力に合わせたシャフトの選択ができる。さらに、番手別フェース肉厚構造により、ゴルファーの打点に合わせて番手別にスイートエリアの範囲が工夫されている。
古閑美保が発表会のとき「新しいアイアンはイケメン顔がいいですね」というとおり、大きすぎず小さすぎず、構えやすさと安心感は高い。
価格はカーボン8本セット(5~9番、PW、AW、SW)で184,800円。発売日は12月9日。
スチールシャフトは8本セットで151,200円。発売日は12月23日。
■やさしさとおしゃれを兼ね備えた「ゼクシオ セブン レディス」
メンズクラブに搭載している「デュアルスピードテクノロジー」を基に、女性の体力に合わせたやさしいクラブ設計を行っている。さらに、ソール部分のバッヂ、シャフト、グリップの色を、ピンクやブルーなどから選べる「カラーカスタム」が、今回から無料で行える。おしゃれ好きな女性にとってはありがたいサービスといえる。
価格はウッドシリーズはメンズと同等の値段。アイアン5本セット(7~9番、PW、SW)で115,500円。発売日は12月23日。(編集部/宮田卓磨)