2012春のビバはスマイルハート
2011/08/22 11:45
グリップインタナショナルは8月18日、都内東京オフィスで2012年ビバハート春コレクションの展示受注会を開催した。震災以後のゴルフ市場の低迷や原発問題など、巷の淀んだ雰囲気を払拭するため、ハートマークの内側にスマイルをあしらったロゴで、すてきな元気を提供していくコレクションになっているという。
そのため、「ビバハート」=「ピンク」というイメージだけではなく、3月は明るいイエローやミントブルーをアイテムの基調色に採用。4月にはターコイズやオフホワイトなど、春らしい爽やかなカラーを配色している。
アイテムでは、まだ寒さが残る3月に、薄手で折りたたむことでポケットにも収納できるライト感覚のブルゾンを発売。少し暖かくなる4月には、ポロシャツを中心としたスタイリングを提案していくという。
特筆すべきは、レディスボトムスにおける、シルエットの増加。「ビバハート」=「スカート」というイメージは色濃くあるが、幅広い女性ゴルファーからの支持を得るため、スリム、ハーフ、ロールアップ、タック入りなどのデザインボトムスをライアンアップする。
また、より洗練された大人のイメージをブランドにのせるため、タグを変更。ブラックをベースに、メンズはランパント(紋章)を、レディスは球体+ハートのロゴをタグに採用した新レーベルを立ち上げる。
これらは近年、新規に参入してきた若い女性ゴルファーが、マーケットでコア化しなかったことを受けたもの。若い女性ゴルファーだけではなく、市場の主役である30~40代の女性にも標準を合わせたブランド構築を行っていくためだという。