「ニチレイレディス」復興支援
2011/05/12 14:45
「ニチレイレディス」(6月17~19日、千葉県、袖ヶ浦CC新袖C)の大会事務局はこのほど、同大会を東日本大震災復興支援チャリティトーナメントと位置づけることを決定し、具体的な支援策を明らかにした。
開催コースの所在地である千葉市が、地震による津波や液状化現象、それに伴うライフラインの損傷などで日常生活に支障を来たしたことから、1.入場料収入の全額、2.イベント収益の全額、3.オリジナルグッズ販売の全額を千葉県、千葉市へ寄贈するもの。「健全な経済活動の遂行が、復興のための原資創出につながると考えました。被災地の皆様に役立てるよう、開催コースの地元に寄付します」――。
これとは別に、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は「西陣レディス」以降の27試合において、賞金総額の3%を日本赤十字社を通じ被災地へ寄贈することを決めている。「ニチレイレディス」も、賞金8000万円の3%を義援金に充当する。今季女子ツアーが賞金から振り向ける義援金総額は、約6421万円になる見込み。LPGAの有志会員は4月5日、全国5ヶ所(東京、大阪、名古屋、広島、博多)で街頭募金活動を行っており、合計337万9942円を集めている。また、過去の慈善活動で集まった500万円で中古車を購入し、被災地へ贈ることも検討中。