ギアニュース

“シャフト振動数”にこだわった新たなクラブ診断

2011/04/28 21:30
縦にシャフト振動数cpm、横にクラブの番手が記されたグラフ。水色の線が番手ごとの適正な振動数で、白い線は現在使用しているクラブを表している。この場合、ウッドはアンダー傾向、アイアンはオーバー傾向になる

「今日はドライバーはいいのに、アイアンは全然ダメだな・・・」、また逆も然りで「アイアンはいいのにドライバーが・・・」といった具合に、ゴルファーなら誰しも、こんな体験が一度はあるはず。池袋と八王子にレッスンスタジオを構える「JOJOGOLF」では、こういった悩みを解消すべく、14本全てのクラブで安定したショットが打てるよう“シャフト振動数”に着目した「クラブ診断」を行っている。

スイング中にシャフトは「しなり」と「しなり戻り」の動作が行われる。シャフトがしなり戻るのが遅い(振動数が少ない・軟らかい)と、フェースは右を向いて当たりやすくスライスになりやすくなる。また逆にしなり戻るのが早い(振動数が多い・硬い)とフェースは左を向いて当たりやすくフックになりやすくなる。シャフトはそれだけ重要な役割を果たしており、「しなり」と「しなり戻り」を合わせないことには、適正なクラブは見つからないのだ。

自分が使用しているクラブ13本(パターを除く)を計測。計測はもちろん無料だ

このクラブ診断では、自分が今使用しているクラブ13本(パターを除く)を計測し、自分のスイング、ヘッドスピードに合わせて最適なシャフト振動数を導きだしてくれる。また、短いクラブになるにつれ、少しずつシャフトを硬くしフローさせることで、どのクラブでも同じタイミングで振れるよう、クラブ選択をしてくれる。

過去にこの診断を受けた人には、使っているフェアウェイウッドの振動数が適正よりも軟らかく、苦手意識をもっていたが、適正な硬さに変えて試打した途端、楽に打てるようになったなど、特定のクラブを苦手にしている人にとっても効果抜群。アイアンセットでも個体差があり、きっちり振動数がフローしていない場合もあるため、「○番だけミスが多いんだよな」と悩んでいる人にも一度試してもらいたい。(編集部/宮田卓磨)

振動数だけでなく、クラブ重量、バランス、ロフトも診断してくれる

■「JOJOGOLF」クラブ診断の流れは以下のとおり■

その1:カウンセリング
クラブの悩み、球筋、スイングリズムなどをヒアリング。

その2:クラブ測定
今お使いのクラブ13本(パターを除く)の長さ、バランス、総重量、そして振動数を実測診断。

その3:弾道測定
使用クラブで現在の弾道、飛距離、ヘッドスピード、初速、打ち出し角、バックスピン量をチェック。

その4:適正クラブの提案
より遠くへ、まっすぐに飛ばすために最適な「シャフト」と、理想の弾道を生み出すための最適な「ヘッド」を選択。現在使用中のクラブと適正クラブの比較を説明。

その5:適正クラブでの試打
診断で得られた最適なスペックのクラブを、実際に試打して“違い”を体感。

※クラブ診断は無料