倒して画面切り替え『SGX』
スポーツティエムシーは4月、米スカイキャディ社製『SGX』を日本で発売する。すでに米国ではメイン機種だが、その機能故か、発売より好評に販売台数が推移している。
最大の特徴は、1画面上でのホールフル表示、ティーグラウンド~任意の中間地点を含めた~グリーンセンターの3点距離表示が挙げられる。3・0インチの大型画面上では、ホールレイアウトが全景で表示。その表示画面上でティーグラウンドから任意の中間地点、またそこからグリーンセンターまでの距離を表示。これは、画面下部のボール型スクロール「デュアル・ナビゲーション」で任意の位置を指定。動かしながらでも常時3点間の距離がホール全体の中で表示される。
もちろん、同社の世界特許技術である「インテリグリーン」を前機種『SG5』同様に搭載。これは、常にプレーヤーの打つ方向からのグリーン輪郭を表示し、プレーヤーの移動と共に自動的に表示されるグリーンが回転するというシステム。例えば、隣のホールからでもグリーンのフロント、センター、バックまでの距離とグリーン形状が分かるのだ。
これまでは、コースレイアウトと「インテリグリーン」の画面はボタンで切り替えていた。しかし、『SGX』では本体を縦に持てばフルホールレイアウト、左に倒して横画面にすれば「デジタルスコアカード」(スコア記録画面)、右に倒して横画面で表示すれば「インテリグリーン」の表示画面に早変わりする「オートビュー」システムが搭載されている。
この「デュアル・ナビゲーション」も「オートビュー」も片手で操作できることを目的に搭載されている。それゆえ、現在巷のトレンドとなっているスマートフォンのタッチパネル式の操作方法は採用していない。
今後は日本マーケットでのさらなるシェア拡大を目指して「スカイキャディゴルフジャパン」(仮称)を立ち上げる予定だ。
問い合わせはスポーツティエムシーへ、03~3769~5021。