ギアニュース

つかまる&引っかからない『V-UT』

2011/01/25 00:00

マスダゴルフは1月20日、『V-UT』を発売した。設計コンセプトはやさしいだけではなく、ピンを狙えるクラブであること。アドレス時にショットのイメージができ、実際にラインが出せる機能を搭載したクラブであることも重要視した。

市場に流通するUTの殆どがやさしすぎるか、ハードすぎるコンセプトが比較的多いため、ただボールが捉まるだけではなく、操作性も重視した構造を採用している。

特長は大きく3点。
・構えやすさを重視したヘッドデザイン
これはマスダゴルフが得意とする分野で、ターゲットに対して自然とスクエアに構えることができ、正しいテークバックの軌道へと導いてくれるヘッド形状

・スパッと振り抜けるソール形状と最適重心設計
ソールの接地面積をより少なくすることで、ライ状況にかかわらずヘッドの抜けがよいことで心地よい振り抜き感を実現。さらに、ユーティリティ特有の左の引っかけを抑制するため、最適重心設計を採用。ボールが高く上がりやすく、キャリーでグリーンを攻めることができる

・操作性を高めるオリジナルカーボンシャフト
オリジナル設計のカーボンシャフト「メモライズMI02」とシニア・レディス向けの軽量カーボン「メモライズMI03」を用意。操作性と方向性に優れた独自の設計を施し、独特なしなり感とインパクトの弾き感を両立させている。スチールシャフトはダイナミックゴールド、NSPROユーティリティを標準搭載。また、カスタマイズも可能

先述したとおり、こだわったのはロングアイアンの代わりになりやさしさ、ラインがイメージ出来る顔つき、そして実際にラインが出せる機能、そしてピンを実際に狙えるクラブであること。

マスダ独自の重心理論、そして巧みの技ともいえる塗装やその仕上げを結集した力作といえる。尚、ラインアップは『V-3』(20度)と『V-4』(23度)で、オリジナルシャフト「MI02」装着が3万6750円、「MI04」装着が3万5700円、スチールシャフト仕様が3万1500円となっている。

問い合わせはマスダゴルフへ、047~750~7220。