ギアニュース

理想の打球音をデザインしたMPアイアン

2010/11/01 12:45

ミズノは11月12日、同社軟鉄鍛造アイアンMPシリーズに『MP-63』、『MP-53』を追加ラインアップする。これまでのMPアイアン以上に打感を向上させるため、同社独自の打球デザイン手法「ハーモニックインパクトテクノロジー」を採用して、理想の打球音を実現したとか。

それを可能にしたのが新バックフェース形状「ダイアモンドマッスル」。バックフェースにデザインされた菱形の凸部がそれ。様々な形状のアイアン試打から打球音の周波数を調査。理想の打球音を設定し、10ヘルツ単位で調整した結果のバックフェースの形状だ。

同社の研究によると、打球音はインパクト時の振動が4つの周波数によって音として人間に伝わるとしている。3000Hz帯、5000Hz帯、8000Hz帯、1万Hz帯の4つの周波数を数10ヘルツ単位で調整することで、先の「ダイアモンドマッスル」形状が生まれた。それを最大限に生かしたのが『MP-63』アイアン。クラブの機能はもちろんのこと、理想の打球音を目指すことで形づくられたモデルだ。

一方の『MP-53』アイアンは、機能はもちろん、打球音にもこだわりながら、フェース幅を拡大しハーフキャビティ設計を施したことで、MP史上一番やさしい設計になっている。

問い合わせはミズノへ、0120~320~799。