ミズノ（本社・大阪市住之江区）は7月23日に「ミズノプロ」シリーズとして初めてゴルフボールを発売する。すでに同社オンラインストアでは先行販売を開始した。
ラインアップは、やわらかい打感で中弾道の「ミズノプロ S ボール」、やわらかさの中にもしっかりとした打感があり、中高弾道を生む「ミズノプロ X ボール」の2モデルとなる。
今シリーズは、前作「RB TOUR」シリーズで得られたツアーからのフィードバックをもとに進化したツアーパフォーマンスボール。飛距離性能とスピン性能を両立しつつ、風に負けない強弾道とやわらかい打感を追求した設計となっている。
最大の特徴は、同社独自の特許技術「アクシアルフローディンプル」を採用した点。ディンプル（ボール表面の小さな凹み）の最深部を中心からずらすことで乱流を発生させ、空気抵抗を抑えて力強い弾道を生み出す。さらに、新たに開発された「アクシアルフロー332ディンプル」を新たに搭載。ディンプル数を前作の272個から332個へと増やすことで、ボールの最高到達点を抑えながら飛距離性能の向上を図った。
ウレタンカバーを約9％薄肉化することで、コア（中心部）と中間層が大型化できた。さらに、それぞれのバランスを調整することで高い反発性能を実現するとともに、フルショット時のスピン量を抑えるという。
希望小売価格は1ダース6930円（税込）。どちらも3ピース構造。問い合わせは、ミズノお客様相談センター（0120-320-799）まで。
