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世界初「3D プリンテッド アイアン」 コブラから500本限定で発売

2024/06/06 15:19
史上初の3Dプリント製アイアン。値段は破格の50万超え

プーマジャパン(本社・東京都品川区)は、運営するコブラゴルフから3Dプリント技術を成形に用いた「コブラ 3D プリンテッド アイアン」を、14日より世界限定500セットのみ販売する。

同社は革新的な3Dプリント製法をいち早く取り入れ、2018年からはクラブとして初めて商品化した「3Dプリント パター」を展開。ことし1月には、男子プロゴルファーのリッキー・ファウラー3Dプリンター作成ウェッジをテストし、話題となっていた。アイアンとしては初めての採用。しかも初めてのマーケット投入ということで、国内では本数を限定して発売していく。

大きな特徴は、アイアンの製法として一般的な鋳造や鍛造ではできない格子状の内部構造を施したところ。3Dプリントでしか具現化できない精密な構造を実現し、アイアンとしての強度を保ちながら、ヘッド全体の軽量化を図った。

画期的な内部構造によって生み出された余剰重量は、ヒールとトウ側にそれぞれ約100gのタングステンウエートの配置に貢献。これまでにはない低重心ヘッドを生み出し、安定感と慣性モーメントを高い次元まで引き上げた。

形状はツアーモデルとして多くのプロに愛用されるマッスルバック。ツアーで戦える飛距離性能を再現しながら、ツアーモデルにはない高い寛容性を誇るという。

税込価格は4番~PWで50万500円。ロフト角は7番で31度、ライ角は62度。「NSプロ モーダス3 ツアー105(硬さS)」装着で長さ37インチ、バランスD0、総重量423.5g。国内にある取扱4店舗 (ヴィクトリアゴルフ ルララこうほく店、PGA SUPER STORE 札幌、伊勢崎、名古屋栄店)にて既に受注開始。問い合わせはプーマジャパン(0120-125-150)まで。