2種類のポリマー内蔵で打感と飛びを向上 ブリヂストン「233HF アイアン」誕生
ブリヂストンスポーツ株式会社(本社・東京都中央区)は、高初速・高弾道を追求した「B」シリーズの中空構造アイアン「233HF」を9月8日に発売する。
“ハイブリッドフォージド”の略称となる「HF」シリーズは、前身となる「JGR」時代から飛距離性能に特化した高機能アイアンで、高い初速性能と高い打ち出し角が特徴。オフセンターヒット時の許容性に優れ、ミスヒットしても常に芯で打っているような打感と飛びを追求したモデルを生み出してきた。
「233HF」では、ヘッド内部で異なる2種類のポリマー素材を適所に配置し、ソフトな打感と軽量化を図った。下部で使用するポリマーは打感のやわらかさを生み、上部で使用する発泡ポリマーは下部より1/3の重量で、ヘッド全体の軽さに貢献している。
また、「ツアーB JGR」シリーズから継続している2つのテクノロジーを改良。極薄フェースを裏で支える突起構造の「サスペンションコア(SP-COR)」と、フェース裏面をディンプル状の窪みにすることで、厚さを薄めに設計する「ディンプルフェース」の組み合わせを、前作よりディンプル数を増やして薄肉部を広げることで、高反発エリアの拡大を実現した。
フェース面とソール部を一体化させたL字のフェース設計と、最下部に搭載された溝「パワースリット」も継承し、高初速化をさらに高い次元で追及。飛距離性能と狙い打てる操作性を兼ね備えたアイアンとして、新たな「HF」の形を模索したという。
ロフト角は7番で28度。標準シャフトはカーボン製の「バンキッシュ BS50i」と「スピーダ―NX BS40i」、スチール製の「NSプロ 850GH neo」の3種類を用意。税込価格は5本セット(6番~PW)で13万2000円。単品(5番)は2万6400円。問い合わせはブリヂストンお客様コールセンター(0120-116613)まで。