ギアニュース

来春のDWDはバック・トゥ・ザ・ネイチャー

2009/09/18 00:00

ウィッツは9月17日、都内で2010年春「ダンスウィズドラゴン」の展示受注会を開催した。今回のテーマはバック・トゥ・ザ・ネイチャー。自然界の活き活きしたグリーンやアースカラー、アフリカの大地を思わせるゼブラなどをデザインに取りこんでいる。

2月の商品構成は、防風撥水素材や温度調節可能なニット素材を採用。ドクロマークやチェック柄の豊富なバリエーション、スパンコールを多用した商品構成となっている。3月は植物をイメージしたオリジナルプリントをデザイン。草木の芽吹きをイメージしているとか。4月は手書きイラストやアニマルプリント、機能性素材を中心にラインアップする。

同社は片山晋呉との契約もあり、第10期(20年7月~21年6月)の売上は5億6000万円を達成。今期は7億円を計画する。その要因の一つが販路の広がりで、現在直営7店舗、FC4店舗、その他で約100店舗と確実に販路を広げている。また、今春から発売したグリップも好調で現在まで2万5000本の販場実績を残している。

「2年後には10億円を計画しますが、拡販することはありません。ブランドポジションや独自性を守るためには取扱店数と売上のバランスが重要で、それ以上の売上は『DWD』が成立しないでしょう」(同社)

片山のマスターズにおける活躍で、ブランドの認知度は確実に上昇しており、今後どのタイミングで次のステップに上がるのか、動向が注目される。