自動でショットのデータを記録 「G710」アイアン3月発売
ピンゴルフジャパン(本社・埼玉県戸田市)は21日、鈴木愛と渋野日向子が参加した新商品発表会で、新シリーズのパター「ヘプラー」のほかに、同社史上最高の慣性モーメントを誇る「G710 アイアン」を、3月19日に発売することを発表した。
キャッチコピーは「飛び系なのに、ズルい」。単に飛距離だけを追った飛び系アイアンとは一線を画す独自開発の中空構造により、高弾道でグリーンを狙えるモデルとなっている。一番の特徴は、プレーデータをリアルタイムに解析してくれるトラッキングシステム「アーコス キャディ」を標準装備した点。ラウンド中のすべてのショットを自動で記録し、AI機能がラウンドデータの統計を分析してくれる。
プロダクトマーケティングマネージャーの安齋伸広氏は、「これまで同社はクラブを購入いただいたお客様へ、フィッティングサービスの充実を模索してきました。さらなるサービス向上を図った際、オンコースでのデータを反映できる『アーコス キャディ』を搭載することで、よりスマートにユーザーのベストを生み出すお助けができたらなと考えました」と、採用の経緯を説明してくれた。今回の「G710 アイアン」を皮切りに、今後も『アーコス』を使った展開を考えていくという。
ヘッドカラーはブラックで統一され、精悍なルックスと疎水性の高いハイドロパールステルス仕上げの複合素材。ラインアップは4番(ロフト角18.5度)から、SW(54度) 。7番のロフト角は28度。シャフトは「ALTA DISTANZA BLACK 40」「NSプロ ゼロス 6」「NSプロ ゼロス7」「NSプロ 950GH neo」で、価格は、カーボン装着で1本2万6000円+税。スチールが1本2万3000円+税。問い合わせは、ピンゴルフジャパン 048-437-6501。