年間ツアー最多の3パットが生まれたグリーンって?
2015/07/04 10:09
PGAツアーには様々なデータが用意されているが、その中で一風変わったものをご紹介しよう。昨年1年間で、最多の3パットが生まれたグリーンはどこ?答えは今週「ザ・グリーンブライアークラシック」が開催されているオールドホワイトTPCの3番(パー3)で、その数は41個だった。
ちなみに、2位は「全米オープン」が開催されたパインハーストNo.2の6番(パー3)で39個、3位は「ウェルズファーゴ選手権」が開催されたクエイルホロークラブの7番(パー5)の34個と続いていく。
いったいどんなグリーンなのか?初めて実物を目にしたときの感想は「さもありなん」だ。
縦幅63ydと長く、その真ん中を深い谷が横切っている。ここ3番はパー3で、スコアカード上の距離は205yd。もしティショットを違う面に載せようものなら、距離感と方向を合わせるのは至難の業だろう。
この2日間の3パットは初日10個で、2日目は11個とほぼ昨年と同じペース。だが、驚くなかれ――。その数は18ホール中で2位なのだ。
現時点で今週最多の3パットを生んでいるのは8番(パー3)で、初日は8個だったものの、ピンが奧に切られた2日目には14個を量産した。果たして3番グリーンのタイトル防衛はなるのか?ひそかに注目しておこう。(ウェストバージニア州ホワイトサルファースプリング/今岡涼太)
■ 今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka