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2015年 全米女子オープン
期間:07/09〜07/12 場所:ランカスターCC(ペンシルバニア州)

母不在の初遠征 鈴木愛の得意料理は?

ペンシルバニア州にあるランカスターCCで開幕した海外メジャー第3戦「全米女子オープン」は、鈴木愛にとって初めてのメジャーであり、母親が帯同しない初めての試合でもある。

今週はコース近くの一軒家にキャディ、トレーナー、コーチとともに滞在し、洗濯や食事の支度も鈴木自身が行っている。開幕前夜は、豆腐やお揚げ、鶏つみれなどを入れた味噌鍋を作り、締めはうどん。その前の日は豚肉のショウガ焼き。これを、鈴木がチームのみんなに振る舞ったという。

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コーチの南秀樹氏は「手際もいいし、めちゃくちゃおいしい」とべた褒めする。小さい頃から、食べたいものは自分で作ってきたという鈴木の得意料理は焼きそばで、好きな食べ物は鍋料理だ。米国で聞くと、美味しそうな響きは倍増する…。

「母親のありがたみを感じるし、逆にいない大変さもある。良い面と悪い面と半々です」と鈴木は言う。だが、これもまた新たな経験だ。

大会初日は、1アンダーで迎えた後半14番でフェアウェイバンカーからの脱出を焦ってダブルボギー。続く15番も、ティショットを右ラフに入れ、「バーディがほしかったし、ショートカットしようとしたら良いショットが出なかった」とグリーン左ラフに入れてしまった。

「そういう部分でメンタルをしっかりさせないと、すぐボギーとか、ダブルボギーがきてしまう」。はやる気持ちをいかに制御するかが、メジャー大会では重要だ。

それでも、15番はバンカー越えとなる約40ydのアプローチを1m強に寄せてパーセーブ。16番、17番の連続バーディにつなげて、通算イーブンパーでフィニッシュした。

ダブルボギー後の15番は「心残りがあったので次に影響出ちゃったかな」と苦笑いを浮かべたが、「上がり3ホールでしっかり2バーディが獲れたので、良いラウンドだった」と
総括した。最低イーブンパーという目標も達成して、教訓に富んだ1日は幕を閉じた。(ペンシルバニア州ランカスター/今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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