女子ワールドカップ、開幕直前!
2008/01/18 15:41
第4回女子ワールドカップの開幕前夜、チームジャパンは同じ部屋に集まって決起集会を行った。炊飯器で炊いたお米でカレーライスをこしらえ、日本から持ってきたカップラーメンやシュウマイなどもテーブルに並べられた。選手達はほどほどに、コーチたちは思う存分お酒も飲んで、明日からの戦いに向け英気を養った。
去年のこの大会に出場した上田桃子は賞金女王を獲得し、諸見里しのぶは日本女子オープンを制した。大会の成績は14位タイと振るわなかったが、1年を通してみると、出場した選手にとっては有意義な大会だったと言えるだろう。
やはり、生半可な気持ちで1月の南アフリカまで行けるものではない。ほぼ丸1日掛かる移動や、日本にはない深くて強いラフ、シーズン終了後からほとんど休み無くトレーニングをしないといけない状況。そして、日本代表という重責。
それでも、この大会に出場するからには、それぞれが強い思いを持っている。日本での記者会見で「世界一を目指す」と豪語した佐伯の気持ちは、今も変わっていないし、昨年のリベンジを期す諸見里も、同じ過ちを繰り返す訳にはいかない。
「この空気が選手を上手くさせる」と江連氏は言う。難しいコースと一流のライバル達。そして、強烈なプレッシャー。世界の強豪を相手に、チームジャパンがどのような戦いを見せるか、注目だ。(編集部:今岡涼太)
■ 今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka