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奥田靖己に与えられる、プロゴルファーの勲章!?

ザ・カントリークラブ・ジャパンで開催されている国内シニアツアー最終戦「富士フイルムシニアチャンピオンシップ」に出場中の奥田靖己が、6バーディ、3ボギーの「69」をマークして、通算6アンダーの3位タイに浮上している。

奥田は今季8試合中、2戦を怪我により欠場している。今季は初戦となる「第13回スターツシニアゴルフトーナメント」で単独2位フィニッシュを果たすも、シーズン中盤は足踏み状態が続き、前週の「第22回日本シニアオープンゴルフ選手権競技」で9位タイと、トップ10フィニッシュに返り咲いた。この最終戦2日目も、首位と2打差の好位置で最終日を迎えるチャンスを得た。

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奥田は今年7月に行われた「全英シニアオープン」に出場。大会3日目の夜に、宿泊先のホテルで左手小指を深く切る怪我を負った。傷口から流れ出る止まらない血液に「この先ゴルフが出来なくなってしまってもいいから、とにかく明日プレーできるようにしてください」と医者に懇願。応急処置で最後まで棄権することなくプレーを続行し、その痛む指で、最後は奥田の精神力で乗り切るかのように72ホールを完走したのだ。

「今こうしてゴルフができているだけでうれしい」。

辛苦を体験したからこそ、心の底からでた一言。現在もなお、リハビリは続いている。「そろそろご褒美がもらえてもいい・・・ってずっと思ってましたけど」と悪戯に話す奥田。でもあのときのプレー続行というガッツは“優勝”のご褒美よりも、もっともっと尊い“プロゴルファーの勲章”を得られていると思うのです。(千葉県木更津市/糸井順子)

糸井順子(いといじゅんこ) プロフィール

某自動車メーカーに勤務後、GDOに入社。ニュースグループで約7年間、全国を飛びまわったのち、現在は社内で月金OLを謳歌中。趣味は茶道、華道、料理、ヨガ。特技は巻き髪。チャームポイントは片えくぼ。今年のモットーは、『おしとやかに、丁寧に』。

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2012年 富士フイルムシニアチャンピオンシップ



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