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来年も川奈は変わる!?あの男が用意する新たな挑戦状

2018/04/23 11:46

◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 最終日(22日)◇川奈ホテルGC富士コース(静岡県)◇6376yd(パー71)

永峰咲希がプレーオフの末、プロ初優勝を決めて大会は幕を閉じた。海沿いのため風も強く、アップダウンも激しい川奈だが、選手たちを悩ませたのが、470ydのままパー5からパー4に変更された5番の攻略法だ。

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グリーン奥にピンが切られた初日は、バーディがなく平均ストロークは「4.5648」。手前に切った2日目と最終日はそれぞれ「4.2778」と「4.3333」だった。昨年は全18ホールで最もやさしかったが、今年は3日間の平均が「4.4014」と最も難しいホールとなった。

大会のゼネラルプロデューサーを務める戸張捷氏は「飛ばす選手は2打目で残り160ydぐらい、飛ばないと200yd近く残る。5Iぐらいでセカンドショットを打つホールがバリエーションとしてあったほうがいいのではないか。世界的にそういう傾向にある」と説明した。

ドライビングディスタンスが今季全体2位(260.59yd)の葭葉ルミは「気持ち的には届くロングホールから、長いミドルホールになった。私的には難しさは感じないかな」と振り返った。幡野夏生は「ティショットを大切に打ちました」と、160ydから6Iで右手前6mにつけて2日目にバーディを奪った。

戸張氏は「どこまで女子選手の飛距離が伸びるか、分からない。ただ、全体の流れを考えて、毎年変わったほうが面白い」と強調。来年に向けて、海に面した16番(パー5/480yd)をパー4にし、12番(パー5/568yd)のティを後ろに下げることを早くも検討している。名コースと評される川奈だが、また違った姿を見せてくれそうだ。(編集部・玉木充)

玉木充(たまきみつる) プロフィール

1980年大阪生まれ。スポーツ紙で野球、サッカー、大相撲、ボクシングなどを取材し、2017年GDO入社。主に国内女子ツアーを担当。得意クラブはパター。コースで動物を見つけるのが楽しみ。

2018年 フジサンケイレディスクラシック



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