2012年 アース・モンダミンカップ

目指すは、女子ツアーの“マスターズ”!

2012/06/22 20:25
各ホールにスルーボードが設置され、前ホールまでのスコアが確認できる。表示はもちろんスタッフの手作業

今年から新規大会として国内女子ツアーに加わった「アース・モンダミンカップ」。賞金総額1億円(優勝賞金1千8百万円)、優勝副賞にはポルシェ・ニューボクスター・PDKと、初代女王のタイトルに加え、豪華スポーツカーに女子プロたちは目の色を変えた。

同大会のメインスポンサーであるアース製薬株式会社、代表取締役社長の大塚達也氏は、「女子ツアーの“マスターズ”にしたい」と、大会盛り上げへの熱い気持ちを口にする。本トーナメントは来場したギャラリーにも“より楽しめる”観戦スタイルを取り入れていることも、ほかのトーナメントとは一線を画す。

小さな小箱の中に、その日のペアリングシートが収められ、ギャラリーはいつでも手にとって見ることができる

例えば、お勧めの観戦ホールには、絶好のビューポイントにシッティングエリア(座って観戦する方専用エリア)を設けたほか、コース内各所に、組み合わせ表がいつでも手に取れるペアリングBOXを設置。また、各ホールに、選手の前ホールまでのトータルスコアが分かるスルーボードを採用するなど、大塚氏が思いを寄せる“マスターズ”を、まずは会場内にカタチとして実現させている。

同社ホステスプロの茂木宏美は、開幕前日のプロアマ出場後にこんなことを語っていた。「社長をはじめ、大会開催に携わっている方々たちは本当に熱い思いでここまでやってこられた。その色々な努力をそばで見てきているので、自分も(ホステスプロとしての)与えられた役割を果たしたい」。

会場のカメリアヒルズCCは都心から約1時間という好アクセス。大塚氏の言葉を借りるならば“記憶と心と、そして歴史に残る大会”が幕を開く。記念すべきこの歴史の1ページを見届けに、ゴルフファンはとにかく会場へ急げ!(千葉県袖ヶ浦市/糸井順子)

2012年 アース・モンダミンカップ