森桜子「米国が好きだから！」全米女子OPにチャレンジ
2010/06/20 16:39
国内女子ツアー「ニチレイレディス」で、久保啓子のキャディを務めていた森桜子が、最終日の練習グリーンに現れた。久保が予選落ちに終わったため、最終日の予定が空いてしまった森は、選手たちがラウンドしている間、一人で黙々と練習を行っていた。
森は昨年のクオリファイで好成績を挙げられず、今季は主催者推薦や予選会を突破して試合に出場している。開幕戦からこれまで6試合に出場し4試合で予選落ちと、少ないチャンスでシード権獲得というのも難しい状況となっている。
そんな森だが、先日ハワイで開催された「全米女子オープン」の最終予選会に挑戦し、見事本戦の出場資格を掴んだ。3週間後には、プロ転向後初めての海外試合をメジャーで果たすことになった。
「ラッキーですね。私はアメリカが好きというか、アメリカ人や雰囲気が好きなんです。だから、今からワクワクしています」と目を大きく開いて話す。森は、ジュニア時代に日本代表として米国の大会なども経験してきた。その時から、米国への憧れが始まったという。
年末には国内だけでなく、米国でも来季の出場資格をかけたクオリファイが開催されるが、「今年は日本のクオリファイに専念する予定です。いずれは海外も挑戦したいとは思っていますが・・・」とのこと。また、ゴルフの調子もだいぶ良くなってきたという森は「良い経験ができればと思っていますので」と謙遜するが、萎縮することなく戦ってもらいたい。（編集部：本橋英治）