2009年 大王製紙エリエールレディスオープン

「NAHAマラソン」が女子ツアーを救う!?

2009/11/20 18:45
今年プロテストに合格した小松亜有も熾烈なQTを戦う一人だ

毎年12月に沖縄で行われている国内最大規模の市民マラソン「NAHAマラソン」が、今年のゴルフ界に微妙な影響を与えているのをご存知だろうか?毎年3万人近いランナーが参加する同大会、県外・海外からも合わせて1万人程がエントリーする為、毎年この時期の那覇市内はホテルが満室状態になるという。

今年は12月6日(日)に開催されるのだが、この事態を想定した女子プロゴルフ協会は、今年は沖縄が舞台となる「日韓対抗戦」の日程を、1日前倒しして、4日(金)、5日(土)の2日間に変更した。

一方で、12月1日(火)から4日(金)までの4日間は、静岡の葛城GCで「ファイナルQT」が行われることになっている。これは、シード権を持たない選手が、翌年の日本ツアーの出場権を得る為には避けて通れない4日間だ。

当然、「日韓対抗戦」に出場する選手は、「ファイナルQT」の最終日とぶつかってしまう為、この両方に出場することは出来ない。日本チームは賞金ランキング上位選手で構成される為、QT出場が必要な選手は居ない。しかし、韓国チームの中には日本ツアーへの挑戦を意図し、サードQT免除の申請をしていた選手も含まれている。

その選手は、今年の「全米女子オープン」を制したチ・ウンヒと、今季米女子ツアーで2勝を挙げ、美人プロとして人気の高いチェ・ナヨンの二人。韓国人の心情を推察しても、韓国代表を蹴って、日本ツアーへ挑戦する道を選ぶというのは、相当な勇気と覚悟が必要なはずだ。日本ツアーにとって、この事がプラスなのかマイナスなのかは微妙だが、結局この二人は、ファイナルQTを諦めざるを得ないという状況だ。(編集部:今岡涼太)

■ 今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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