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一発勝負で勝ち取った!佐伯三貴が全米女子OPに出場!

先週行われた国内女子ツアー「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」を欠場し、ハワイで開催された「全米女子オープン」の最終予選会に挑戦した佐伯三貴。現地時間の15日(月)に36ホールのストロークによる戦いが行われ、佐伯はトータル145ストロークで上位1名に与えられる本戦への出場資格を掴んだ。

午前中に行われた18ホールで「75」を叩いた佐伯は「トップが71だったので、半分諦めましたね。でも、ここまで来たのに負けたら悔しいと思ったら、70が出ました」。後半の18ホールでスコアを伸ばした佐伯が2位の2人に1打差で単独トップに立ち、逆転で出場資格を手にしている。

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「いやー、ほんと厳しかったですよ。暑いし辛いし、途中で帰りたくなったもん・・・」。その戦いの辛さを語る佐伯だが、その表情は達成感あふれる笑顔だった。昨シーズンから、調子を崩しツアーでも優勝争いから遠ざかっていたため、ツアー会場でも笑顔を見せることが少なくなっていた佐伯だが、ここ数試合は調子も上向き序々にスマイルが戻ってきた。

この日行われたプロアマ戦は前日夜に帰国し成田空港近くのホテルに宿泊したが、午前4時30分に起きて参加。それでも疲れを見せず、18番パー5での2打目をピン左50センチにつける、あわやアルバトロスのミラクルショットを披露。グリーンに向かう足取りも軽く、両手を挙げる万歳を見せるなど気分も上々だった。

佐伯が海外メジャーに挑戦するのは、これが3試合目。2007年の「全英リコー女子オープン」で日本人選手最高の8位に入り、昨年の同大会にも出場した。メジャー大会を含め最も過酷な試合「全米女子オープン」に出場するにあたって「出るからには4日間戦いたい。難しいコースだとは思いますが、いろいろと勉強になると思うので良い経験をしてきます」と元気に応えてくれた。今年の「全米女子オープン」は、米国を主戦場とする宮里藍上田桃子大山志保宮里美香の4人に加え、不動裕理福嶋晃子、そして佐伯と7人の日本人選手が出場する。予選会を突破した佐伯には、07年の全英のようにのびのびと笑顔のゴルフで気持ち良く戦ってもらいたい。(編集部:本橋英治)

2009年 ニチレイPGMレディス



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