アジアのトップアマが集結!果たしてその実力は?
2009/06/11 20:37
「サントリーレディスオープン」初日を終え、トップ10の中にアマチュア3名が入っている。韓国のハ・ナ・ジャン(17歳)、台湾のシュアン・ユ・ヤオ(16歳)、そして日本の新里菜苗(22歳)だ。
年齢だけを見てもびっくりしてしまうが、今年4月にインドネシアで行われた「クイーンシリキットカップ(アジア太平洋女子アマチュア招待)」では、ハ・ナ・ジャンが個人、団体の2冠を獲得。シュアン・ユ・ヤオは団体2位、個人3位で、日本チームは団体3位、新里は個人20位と彼女達の後塵を拝している。
「今年からナショナルチームに選ばれてトレーニングをやったけど、それだけでは足りひんと思いました」と新里。「飛距離が凄いし、身長は無いけど下半身が凄くてびっくりしました」と、年下ながらそのパワーの違いに圧倒された。「でも、クイーンシリキットで成績を出せなかったので、今日は負けないようにと思ってラウンドしました」と、ホームの日本で、新里も意地のプレーを見せている。
今大会は国際貿易港としての神戸にふさわしく、1990年の第一回大会以来アマチュアにも門戸を開き、2002年以降はアジアパシフィック地域の海外アマチュアにも出場枠を広げている。近年、勢いを増しているアジアのゴルフ界を知る為にも、今週出場している各国のトップアマのプレーをじっくりと見てみるのも面白いだろう。