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悩める女子ゴルファーたち 無地のポロシャツ、ひざ上丈スカートはどこにある?

2020/08/16 08:56

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 2日目(15日)◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6710yd(パー72)

若い女子プロゴルファーたちが、明るく華やかなウェアをまとってトーナメントを彩っている。エンターテインメント性が求められるプロにとって、目立つことは重要だ。それゆえプロの世界では、緑のフェアウェイに映え、遠目からでもそれと分かるウェアが好まれる傾向にある。渋野効果で、彼女の着るブランドウェアが飛ぶように売れたのは記憶に新しい話。いつしか、ちまたのゴルフショップには派手なゴルフウェアがあふれるようになっている。

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だが、そんな現状に首をひねる人がいる。旧軽井沢にあるゴルフとファッションのセレクトショップ「プログレイス軽井沢」オーナーの高柳絢さんだ。「女性ゴルファーにとって商品の選択肢が少ないことが問題だと思っています。ファッションで言えば、無地のポロシャツを探すのも、ひざ上丈のスカートを探すことも至難の業だと、お客様は口をそろえておっしゃいます」

派手さに種類があるように、もっと一人ひとりの内面から放たれる美しさを引き立てたるコーディネートを提案したい。なるほど、店内には「女性ゴルファーをより美しく輝かせる」をテーマにしたオリジナル商品や、海外から取り寄せた珍しいアイテムが並んでいる。素材の良さや、上品さを求めてリピートする顧客も多いという。

「40、50代の女性ゴルファーには、本当のゴルフ好きが多いんです。そんな方々は、オシャレに気を使うだけでなく、クラブやリシャフト、ボールにも興味津々なんですよ」と明かしてくれた。言われてみれば、思い当たる節はある。海外や国内の男子ツアー会場で出会った熟女ファンには、たしかに熱心なゴルファーが多かった。「メディアには若い女性の露出が多いけれど、もっと厚い層を意識したら良いと思いますよ」。もしかしたらその空白地帯に、これからのゴルフ界が発展するための余地が残されているのかもしれない――。

とはいえ「年齢ではなく“テイスト”でセグメンテーションしています」と、店では顧客の対象年齢を絞っているわけではない。「たとえばハイブランドは年齢問わず、好きな人は好きですよね」と、上質さ・品位・きれいさといった“テイスト”の商品をそろえ、それを求める幅広いゴルファーのニーズに応えているのだ。

くしくも最終日を前にして10代が首位に並んだ今週のリーダーボードが示すように、近年の女子ツアーは低年齢化が著しい。ついつい視線は若年層に向いてしまうが、一般ゴルファー市場を考えるときは少し違った視点も必要だ。夏の軽井沢は、そんなことを教えてくれた。(長野県軽井沢町/今岡涼太)

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今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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