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アジア経由・欧州進出の最新ルートは?

◇国内男子◇アジアパシフィック ダイヤモンドカップ 2日目(22日)◇カレドニアン・ゴルフクラブ (千葉)◇7100yd(パー71)

今季は4試合が組まれた日本ツアーとアジアンツアーの共同主管大会。海外進出に意欲的な小平智は「あまりアジアには目を向けていない」としながら、次のように言葉をつなげた。「ヨーロッパにつながるので、ここで優勝したい気持ちはあります」。

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アジアンツアーは近年、世界各地を巡る欧州ツアーとの結びつきを強め、1999年のスケジュールから積極的に欧亜共催大会を組み入れてきた。今季は全体の3割以上を占める8試合を共催として組んでおり、アジアンツアー賞金ランキング30位以内が出場資格の目安となる。

“アジア経由・欧州行き”チケットへの最短ルートは、この欧亜共催大会で優勝することだ。アジアンツアーメンバーの川村昌弘はこの一発勝負に掛けて、2014年から幾度となく海を渡り続けてきた。限られたチャンスを成功につなげた例もあり、14年の欧亜共催「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」ではアジア枠から出たデービッド・リプスキー(アメリカ)が初優勝を飾り、欧州進出を実現させた。

今季からは、アジアンツアーの賞金ランキング上位者にも欧州ツアーへの道が開かれた。ツアー出場資格(全22カテゴリー)が改定され、アジア賞金ランクに基づく3つの出場カテゴリーが加わった。優先順位は16番目、18番目、22番目といずれも低いが、詳細は以下の通り。

カテゴリー16・・・16年賞金ランク10位以内で有資格者を除く上位1名
カテゴリー18・・・16年賞金ランクで有資格者を除く上位5名
カテゴリー22・・・16年賞金ランクで有資格者を除く上位20名

「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」2日目を終えて5位の好位置につける28歳のパビット・タンカモルプラスート(タイ)は今季、カテゴリー18により欧亜ツアーを掛け持っている。「ヨーロッパは風が強くて距離も長いので、ずっと苦戦している」という今季の成績は、出場14試合で予選通過は4試合のみ。それでも「ヨーロッパでプレーできるチャンスをもらったので頑張りたい」と話し、世界転戦を続けている。

なお、今季アジアンツアーメンバー登録をしている日本人は、賞金獲得者に限ると今平周吾川村昌弘竹安俊也片岡大育高橋賢塚田好宣市原弘大亀代順哉丸山大輔の9人。最高位は今平の66位となっている。(千葉県横芝光町/塚田達也)

塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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