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川村昌弘“ゆとり”が生んだ好スコア

昨年、18歳でプロ転向を果たした川村昌弘は、デビュー2戦目にして3位タイに入るなどシーズンを通して活躍。賞金ランキング32位に入り、今季のシード権を獲得した。その川村が4試合連続予選落ちと苦戦を強いられていたが、「関西オープンゴルフ選手権競技」の初日は、3アンダーをマークして首位と1打差の5位タイの好スタートをきった。

不振の原因は、5月の「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」時に痛めた左手の親指付け根のケガだった。「なかなか痛みが治まらなくて、クラブを思い切り振ることができなかったので…」。痛みをごまかしながらラウンドを続け、ここ数週間のオフ期間も地方のオープン競技に休みなく出場。結局、「出続ける中で痛みが消えていった」と、後半戦のスタートにド根性で間に合わせた。

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「今は全く問題なく振れています。ここまでは結果を残せませんでしたが、試合はこれからの方が多いので、少しでも優勝争いに加わって結果を出したいです。焦りとかはありません」。万全の体調になったこれからが、本格的なシーズンインだという。

そして、この日の好スコアに繋がったもう1つの要因を「日本オープンゴルフ選手権競技」に出場が決まったからだと明かした。「日本オープンは中学3年から出場してきたので、連続で出場したい思い入れの強い試合です」。昨年の賞金ランキングで20位以内ではなく、今季前半で同30位以内にも入れなかった川村は、地区予選で資格を掴むしかなかった。

今月13日、14日に茨城県の大利根CCで開催された「日本オープン」の最終予選会に挑戦した川村は5位で本戦出場の資格を掴んだ。「良かったですよ。あれでダメなら、この試合っていうことも考えられますが、この試合はラストチャンスなので、その前に決めておきたかった」。今週の関西オープンは「日本オープン」の予選も兼ねていて、上位10名にその権利が与えられる。

実際、他の資格ですでに出場が決まっている選手が除外されるため、概ね上位30位程度までは資格が下りてくる。川村は、この試合前に決められたことが“ゆとり”となって、リラックスしてラウンドできたという。

最近は車の免許を取ったので、いままでツアーに帯同してもらっていた両親との行動が減り、ツアー中も1人で気ままに行動できるようになった。マイペースで行動できることも、川村の精神面では“ゆとり”となっているようだ。(兵庫県三木市/本橋英治)

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