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未経験の6ホールマッチ 宮里優作はシードで2回戦から

◇欧州、アジア、豪州共催◇ISPSハンダ ワールドスーパー6パース 3日目(10日)◇レイクカリーニャップCC(オーストラリア)◇7143yd(パー72)

14位から出た宮里優作は6バーディ、2ボギーの「68」と伸ばして通算8アンダーの5位に浮上。上位24人に絞られる最終日6ホールのマッチプレーに進出した。上位8人までに付与されるシードを勝ち取り、2回戦(全5回戦)からの参加になった。

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スタート時は1打後方が生き残りの当落線。宮里は着実にスコアを積み上げて混戦を抜けた。前半3番(パー5)でピンチを迎えながらパーを拾うと、「そこを上手く切り抜けられた。あれが大きかった」。続く4番でバーディを先行させて波に乗った。

グリーン右手前から3打目を寄せた7番(パー5)から連続で伸ばすと、穏やかなポカポカ陽気から強風に変わった後半。2打目をグリーン左手前まで運んだ11番(パー5)では、2mのフックラインをしっかり流し込んでこの日2回目の連続バーディにつなげた。「後半にティショットが少し悪くなった」としながらも、ボギーは16番だけにとどめて首位に迫った。

前日まではアイアンの精度不足を嘆いたが、「3日目にしてやっと慣れてきたっていう、ね」とおどけながらも復調気配。硬くなり始めたグリーンにも「(グリーンに)はじかれている感じもあったから、ショートアイアンを昨日から少し短く持っている」と冷静に対処した。

欧州ツアーのアフィリエイトメンバー登録を済ませてから2試合目。マッチプレーは「あんまり得意じゃない。6ホールのマッチプレーはもちろん未経験。普段は6ホールで勝つことも負けることもないから」としながら、「相手やホールをしっかり見ながらやっていきたい。パーで良いときにバーディを獲りにいく必要もない」と最終日を見据えた。

ノックダウン方式の4マッチを勝ち抜いて自身初の欧州ツアー制覇となれば、青木功、世界選手権シリーズ2勝の松山英樹に続いて日本人3人目となる。「腹をくくったときのコッチの選手はすごいプレーをするけど、なるようになるかな」。そう苦笑いを浮かべたが、日本が誇る国内賞金王には、経験も地力も冷静さも、充分にある。(オーストラリア・パース/林洋平)

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2018年 ISPS HANDA ワールドスーパー6パース



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