松村道央は66位「あしたこそアンダーパーで回りたい」
2015/03/29 02:24
モロッコで行われている欧州ツアー「ハッサンIIトロフィー」3日目、カットラインぎりぎりで予選通過を果たした松村道央は、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「74」とスコアを落として通算4オーバーの66位タイ。ムービングデーの浮上はならなかった。
モロッコ王宮の塀の上から顔を出した朝日に見送られるように、午前7時10分スタートの第1組でティオフ。海沿いの2番(パー3)に出ても風はない。「かなりチャンスだったけど…」というコンディションで、ティショットをグリーン左の窪地に外すと、最初のアプローチはグリーンに届かずに転がり戻り、3オン2パットのダブルボギー。4番もボギーとして、この日も序盤につまずいた。
その後は3バーディを取り返したが、「少し自分のラインを信じ切れなかった」とパットにも迷いが出て、16番で3パットをするなど2ボギー。11時前にあっさりと18ホールを回り終えた。
この3日間、2番から4番の3ホールで計7オーバーと苦しんでいる。「あしたこそはグリーンに載せたい」とまずは2番(パー3)克服を期す。
「常に攻めの気持ちがあればアンダーも出せると思う。守りに入るとパーパットも長くなる。池があるときも、ピンサイドに打っていかないとダメ」。失うものはなにもない。残り18ホールは、徹底的に攻めるだけだ。(モロッコ・アガディール/今岡涼太)