川村昌弘「BMW PGA選手権」への出場決定

5月22日（木）から25日（日）までの4日間、イングランドにあるウェントワースクラブで行われる欧州ツアーのフラッグシップイベント「BMW PGA選手権」に、川村昌弘が主催者推薦で出場することが発表された。

同大会が行われるウェントワースクラブには、欧州ツアーの本部が置かれ、賞金総額は475万ユーロ（約6.7億円）。優勝者には同年の全米オープンと向こう3年間の全英オープンの出場権も付与させるなど、欧州ツアーが“プレミア・イベント”と呼ぶに相応しい威容を誇っている。

過去には、04年に佐藤信人（予選落ち）、99年と98年に友利勝良（99年：予選落ち、98年：41位タイ）が出場しているが、日本人選手の出場は佐藤以来10年ぶりのこと。川村は「せっかくのチャンスなので、思い切り楽しみたい」と初の大舞台出場の心境を語った。

昨年は20歳のマッテオ・マナッセロ（イタリア）がプレーオフに末に勝利しているが、川村も同じ20歳。米国だけでなく、欧州でも日本の若武者が世界へと挑んでいる。