36ホールの全英予選に出場した石川だが、22位タイで出場権獲得はならず

「HPバイロンネルソン選手権」から一夜明けた20日（月）、テキサス州ダラス近郊にあるグレンイーグルスカントリークラブで「全英オープン」の出場権を懸けた最終予選会が開催された。

出場人数は78名。その中から上位8名が7月にスコットランド、ミュアフィールドで行われる「全英オープン」の出場権を獲得できる。前週、PGAツアーで今季ベストとなる10位タイフィニッシュを果たした石川遼が、この予選会に出場した。

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最初の18ホールを1アンダーで終えた石川の順位は12位タイ。しかし、午後の18ホールでは強くなった風の影響もあり、スコアを伸ばせず「72」。通算1オーバーの22位タイで終え、出場権獲得はならなかった。

「切れること無く、粘り強くプレーできた」という石川。「自分自身は最後まで良いプレーが出来ていたので、今週も試合が楽しみ。良い練習になりましたし、挑戦した甲斐はありました」と前向きに受け止めていた。

なお、この会場で「全英オープン」出場を決めたのは、ジョシュ・ターナー、ジョンソン・ワグナー、カミロ・ビジェガス（コロンビア）、スコット・ブラウン、ブライアン・デービス（イングランド）、ロバート・カールソン（スウェーデン）、ルーク・ガスリー、バド・コーリーの8選手。

なお、全英OP出場権獲得に向けては、6月末に開催される国内ツアーの「～全英への道～ミズノオープン」で上位4位に入るという道も残されている。石川は現時点では未定と言いつつも、「（全英の）同週には裏の試合もある。体に無理をさせないように、1試合でも良いプレーができるようにして、まずはシード獲得を優先していきたい」と、その考えを語った。（テキサス州プレイノ／今岡涼太）