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EPGA「テレフォニカ・オープン・デ・マドリード」最終日

欧州PGAツアーの賞金王争いで注目のパドレイグ・ハリントンは首位で最終日を迎えたものの、大苦戦。なんと8番では1メートル弱のパーパットを外すなど最終日72で優勝争いから脱落した。変わって首位に踊り出たのが63をマークし、18アンダーで先にホールアウトしたブライアン・デービス。その直後、アンドリュー・コルタートも最終18番で長いバーディパットを決め、同じく18アンダー。後続の動きをクラブハウスで見守ることになる。

一方、好調で一時は19アンダーの単独首位までスコアを伸ばしたスティーン・ティニングが16番でボギーを叩き18アンダーに後退。そのティニングと一緒に回るアダム・スコットがその16番でバーディを奪い、19アンダーとし単独首位入れ替わった。

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しかし、続く17番パー3で打った瞬間に嫌な顔をしたスコットボールはバンカーへ。一方、ティニングは長いバーディパットを沈め19アンダーに返り咲き。スコットはバンカーショットをピン側1メートルにまでリカバリーしたものの、なんとその短いパーパットをひと転がりショートし、首位を奪われてしまう。さらに最終ホール、アダム・スコットは4メートル近いバーディパットを今度もショートし、プレイオフならず。結果スティーン・ティニングが今季2勝目をあげた。

スティーン・ティニング「一日中緊張してたんだ。でも最終的に首位に立てたのが僕だった。ラッキーだったね。14番パー5でバーディチャンスを作ったのが8番アイアンだったんだ。その8番を17番でも18番でも使った。なんだか8番アイアンがしっくりきててね。自信をもって打てたのが良かったんだと思う。僕はついこの間40歳になったばかりなんだけど、人生40歳からとはよく言ったものだね」

◇最終結果
優勝(-19):スティーン・ティニング(67)
2位タイ(-18):ブライアン・デービス(63)、アンドリュー・コルタート(64)、アダム・スコット(68)
5位(-17):ブラッドリー・ドレッジ(64)

◇注目の選手
7位タイ(-15):レティーフ・グーセン(67)、パドレイグ・ハリントン(72)
14位タイ(-12):リー・ウェストウッド(72)
25位タイ(-10):アンドリュー・コルタート(68)、サム・トーランス(70)

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