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「オミクロン株」がゴルフ界に影響 欧州ツアー南ア3連戦を直撃

新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」は早くも、プロゴルフの世界に影響を与えている。2022年シーズンを迎えた欧州ツアー(DPワールドツアー)は、変異株が確認された南アフリカでの開幕3連戦のスケジュール変更を余儀なくされた。

同国の研究者らは25日、変異株を検出したと発表。欧州ツアーはシーズン開幕戦「ヨハネスブルグオープン」(ランドパークGC)2日目の26日、大会の54ホール競技への短縮(悪天候のため、最終的に36ホールに短縮)を決めた。

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ツアーは各国と南ア間の国際的な移動制限に対応し「南ア以外に拠点のある選手、キャディ、スタッフらの帰国を支援するための措置」と説明した。

開幕第2戦の「南アフリカオープン選手権」(ゲーリー・プレーヤーCC)は同国のサンシャインツアーによる単独開催に変更。第3戦の「アルフレッド・ダンヒル選手権」(レオパルドクリークGC)は中止を決めた。

アラブ首長国連邦(UAE)の港湾大手を年間の冠スポンサーに迎えて“ワールドツアー”として装いを新たにした欧州ツアーは、公衆衛生上の安全確保のためとは言え、出鼻をくじかれた形だ。

ツアーは来年1月20日にUAEで再開し、2月中旬まで中東で4連戦。その後、インド、ケニア、南アフリカを転戦する予定だが、オミクロン株の感染者は既にドイツ、イタリア、香港などでも確認されており、さらなる影響が懸念される。

欧州ツアーメンバーの川村昌弘も、参戦スケジュールの再考を迫られる。世界に挑戦しようとする日本人若手プレーヤーらにとっても、情勢は気になるところだ。日本政府は27日から、南アフリカなど6カ国からの入国者について、指定する宿泊施設で10日間の隔離措置を実施している。

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