川村昌弘32位に浮上「『3』が11個は珍しい!」
2019/11/10 08:17
◇欧州男子◇ターキッシュエアラインズオープン 3日目(9日)◇ザ・モンゴメリー マックスロイヤル(トルコ)◇7133yd(パー72)
川村昌弘が1イーグル6バーディ、2ボギーの「66」でプレーして、通算8アンダー32位に浮上した。連日の60台だが、首位との10打差に自己評価は厳しめ。「きょう爆発的なスコアを出せなかったら優勝争いは難しい」と肩を落とした。
スタートホールの10番を3パットのボギーとしたものの、13番(パー5)ではグリーン右手前のバンカーからピン奥2mに寄せて、バーディを奪った。15番では「右ピンだったので、狙えるチャンスだった」。1オンを狙えるパー4で、1Wで放ったボールは左の林に吸い込まれ、ロストボールとしてボギーとした。
見せ場は18番(パー5)。ピン奥グリーンエッジから約10mのパットがカップに吸い込まれ、イーグルを奪取。後半も4つのバーディを奪って、初日のうっ憤を晴らした。
ホールアウト後、競技委員から「『3』が11個もスコアカードに並ぶなんてめずらしいことだよ」と言われたと、やや興奮気味に語った。「『5』も5個あるんですけどね(笑)。難しいホールでバーディが獲れて、獲るべきロングできょうも獲り切れなかった。良かったのか、悪かったのか…」と苦笑いした。
「今週はパットに苦戦しているけど、あしたはチャンスを確実に拾いたい」。現在、年間のポイントレース「レース・トゥ・ドバイ」は54位。上位50人が出場できる最終戦「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」(ジュメイラ・ゴルフエステーツ/UAE)に向け、上位フィニッシュを狙う。(トルコ・アンタルヤ/糸井順子)