マイアミで好調を見せつけるウッズ
タイガー・ウッズ(米国)が「WGCキャデラック選手権」で首位に立った。有名なブルーモンスターコースで「66」という成績。
14回メジャー大会優勝経験のあるウッズは、6回優勝経験があるこの大会はなじみ深い大会だ。前回の優勝は2007年、唯一のトランプ・ドーラルでの優勝。
好スコアを出すのに非常に適したコンディションの下、ウッズは今日、まばゆいばかりのラウンドを見せて、6アンダーとした。もっと成績を伸ばすこともできたように思えるが、6番でのバーディパットを外してしまい、6アンダーに留まった。
10番からスタートしたウッズは、序盤に15フィートと10フィートのパットを決め、3ホールを終えた時点で2アンダーとしたが、続く2ホールはボギーとしてしまった。
その後、16番と18番でバーディを奪い、前半を「34」で終える。37歳のウッズは後半もう少しよくなるように思われた。アプローチがとても冴えていたからだ。
ウッズは後半5つのバーディを奪った。3番ホールではソールに関する罰則でボギーとなったが、ラウンドを終えてクラブハウスに戻るときには、それぞれ17番ホールにいたフレドリック・ヤコブソン(スウェーデン)、15番ホールにいたダスティン・ジョンソン(米国)と並んで首位タイであった。
ヤコブソンは、8番と10番でイーグル、1番と5番、そして15番でバーディを奪い、2番でのボギーを帳消しにした。一方のジョンソンはこの時点で、3番が唯一のボギーであった。結局ヤコブソンはウッズと並ぶ6アンダー、ジョンソンは4アンダーで初日のラウンドを終えている。
スペイン人のセルヒオ・ガルシアは、WGCでの初優勝を目指しており、首位と1打差という状況が続くプレーとなった。
欧州ツアーで10回優勝している彼は、最初の2ホールでバーディを奪い、その後は3連続パー、6番では再びバーディを奪う。
ガルシアはその後も模範的なラウンドを続け、パーと幾つかのバーディを交えながら14番ホールを終えるまでに、同組であるグレーム・マクドウェル(北アイルランド)、スウェーデンのピーター・ハンソンと同じ5アンダーまでスコアを伸ばした。この組はその後ラウンドを終了し、3人ともウッズと並ぶ6アンダーまでスコアを伸ばした。