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2021年 WGCワークデイ選手権
期間:02/25〜02/28 場所:ザ・コンセッションGC(フロリダ州)

「WGCメキシコ選手権」開催地変更 フロリダのザ・コンセッションGCとは

2021年「WGCメキシコ選手権」は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う移動の困難から、2月25日から28日にかけてフロリダのザ・コンセッションGCで開催されることが決まった。

新たに開催コースに指定された同コースの名称は、ゴルフの歴史において最高のスポーツマンシップだったといわれる出来事に由来しており、ともにゴルフの殿堂入りを果たしたジャック・ニクラスとトニー・ジャクリン(イングランド)によって設計された。

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ニクラスは、1969年の「ライダーカップ」(欧州選抜と米国選抜の対抗戦)の最終ホールで、ジャクリンが残した60㎝のパットをコンシードした。この“ザ・コンセッション”として知られる振る舞いにより、同大会はライダーカップ史上初の引き分けとなった。

その結果、米国代表は防衛に成功したわけだが、その年の「全英オープン」王者だったジャクリンがパットを外していれば、勝利でのカップ防衛となっていた。

ジャクリンは後年、そのときのことについて、ニクラスから「私は君があのパットを外すとは思わなかったが、あのような状況で君にあのパットを打たせようとは思わなかった」と言われた、と振り返っている。

「2022年には大会をメキシコへ戻すよう努力しますが、フロリダ州で最高のコースの一つとして名高いザ・コンセッションGCでの大会開催を実現させた関係者全員の協力に感謝します」と、PGAツアーのタイ・ヴォータウ国際部執行副社長は述べた。

ザ・コンセッションは開場した2006年に、米ゴルフダイジェスト誌により「最高の新しいプライベートコース」と評された。2015年には「全米オープン」王者のブライソン・デシャンボーが、このコースで全米大学選手権の個人タイトルを獲得している。

「これはザ・コンセッションにとって、世界ゴルフ選手権のようなレベルの大会の開催コースとして、このクラブの唯一無二のレイアウトと豊かな歴史を世界の視聴者にお見せするまたとない機会です」と、ザ・コンセッションGCのブルース・キャシディ会長。

さらに「我々には過去に高名な大会を開催してきた経験があります。このコースが世界最高峰の選手たちに厳しいながらも忘れ難いゴルフの試練を与えることを確信しております」と述べた。

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