2018年 アフラシアバンク・モーリシャスオープン

「モーリシャスオープン」で知っておくべきこと

2018/11/27 16:38
メジャー4勝のアーニー・エルスも出場(※写真は2017年マスターズ)

今週の「レース・トゥ・ドバイ」は2019年シーズン最初のアフリカ開催の大会となる。以下は、「アフラシアバンク・モーリシャスオープン」について知っておくべき5つの事である。

好調を結果につなげたフリテッリ
ディラン・フリッテリ(南アフリカ)は1年前の「アフラシアバンク・モーリシャスオープン」で欧州ツアー2勝目を挙げた。2017年のフリッテリは、「ターキッシュエアラインズオープン」で2位タイに入ると、「ネッドバンクゴルフチャレンジ」では42位タイに入った。

すると「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」で4位タイに入り、その好調を2018年シーズンのスタートでも持続させ、モーリシャスでの勝利へつなげたのである。

世界の舞台へ羽ばたく選手たち
11月初めに欧州ツアーのシード権を手にした2018年ヨーロピアンチャレンジツアー昇格組は、引き続き今週も欧州最高峰のステージでキャリアを重ねる。先週の「ホンマ香港オープン」では12人の新鋭がシーズンデビューを飾ったわけだが、今週は9人のチャレンジツアー昇格組がモーリシャスでティアップする。

ビッグイージーがやってくる
今週はメジャー4勝を誇るゴルフ殿堂メンバーのアーニー・エルス(南アフリカ)が、ヨーロピアンツアー、サンシャインツアー、そしてアジアンツアーの共催「アフラシアバンク・モーリシャスオープン」に初出場を果たす。ビッグイージーの愛称で親しまれるかつての世界ナンバーワンは自身の設計したフォーシーズンズGCモーリシャスでティアップすることで大会に花を添える。

旗を掲げる南アフリカ勢
2019年シーズンのヨーロピアンツアーにおいて、アフリカで最初に開催される今大会には、50人の南アフリカ人選手がティアップする。今季の「レース・トゥ・ドバイ」はアフリカで5大会が開催され、これにはチャレンジツアーからの昇格を果たし、3月に欧州ツアーとして開催されることになった「ケニアオープン」も含まれる。

南アフリカからはエルスに加え、ディフェンディングチャンピオンのディラン・フリッテリ、2015年の大会王者であるジョージ・クッツェー、そしてQスクールから2019年シーズンのシード権を手にしたザンデル・ロンバルドらが出場する。

第4回大会
「アフラシアバンク・モーリシャスオープン」はヨーロピアンツアー、サンシャインツアー、そしてアジアンツアーの3ツアーが2015年に初めて共催した大会として知られる。以後、ゴルフ界のビッグネームが競い合う大会へと成長してきた。

2015年大会には、その後2018年「ライダーカップ」で欧州代表キャプテンとなったトーマス・ビヨーンと、同じくデンマーク出身で「ロレックスシリーズ」王者となったトービヨン・オルセンが出場した。

昨年大会には2010年の「全英オープン」王者であるルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)に加え、2011年の「全英オープン」王者であり、かつての「ライダーカップ」欧州代表キャプテンであるダレン・クラーク(北アイルランド)がティアップした。

2018年 アフラシアバンク・モーリシャスオープン