大舞台に胸を躍らせるフリートウッド プロアマ戦はグアルディオラと同組
トミー・フリートウッド(イングランド)は大舞台でのプレーに何が必要であるか理解しているが、今週の「BMW PGA選手権」(ウェントワースC)でティアップする際はナーバスになると認めた。
賞金総額700万ドルをかけてイングランドで行われる「ロレックスシリーズ」初戦。昨季「レース・トゥ・ドバイ」制覇を成し遂げたフリートウッドは大会の重要性を熟知している。
今季は既に「アブダビHSBC選手権」を制したことで、2018年シーズンのヨーロピアンツアー優勝者の一人としてサリー州へ乗り込む彼は、「ロレックスシリーズ」が始まることで、全て別次元の戦いになると認めた。
「昨年の(ロレックスシリーズ)大会王者たちを振り返ってみると、皆良い選手たちだね。誰もがビッグイベントでの優勝を狙えるトッププレーヤーだし、この大会にはそういう雰囲気があるんだ。日曜の終盤に『ロレックスシリーズ』の大会で優勝争いに絡んでいるのであれば、とてつもなく大きな勝利となるから、その準備ができてなければならないんだ」
今週、会場のウェントワースCでプレーするフリートウッドがそういう類いのプレッシャーを処理できることに疑いの余地はないが、常にそういうわけにはいかないと明かした。
「経験を積めば積むほど、対応できる準備は整うわけだけど、僕の場合、以前はコースにボールを留めることができないと感じるほど緊張したこともあった。だから今では、そこまでの状態にならなければ、どんな状態であれ、問題は感じなくなった」
「コースは大好きで心地良いし、自分に合っていると思う。イングランド人や英国人として、地元ギャラリーの前でプレーするのも好きなんだ。どんな週であっても、どのようなプレーができるのか分からないけれど、大会では良いプレーができると常に感じてきたんだ」
ウェントワースCでのプロアマ戦は、常にビッグスターたちを引っ張り出してきたが、この水曜も例外ではない。フリートウッドは、サッカーのプレミアリーグ優勝監督でもあるマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラと同組となった。
「正直、彼はまわりを活気づかせる人なんだ。彼は自分の手で成功を収めた人だし、僕は彼と仲が良い。僕らは連絡を取り合っているし、彼はゴルフだって上手いから、明日は上位に顔を出すはずさ。自分のスポーツで成功を収めた人たちと一緒にいると、常に自分の力となるんだ」