2018年 ゴルフシックス

ゴルフシックスで知っておくべき“6”つのこと

2018/05/03 11:06

今週は、ヨーロピアンツアーの新機軸である「ゴルフシックス」がロンドン近郊のセントアルバンズにあるセンチュリオンクラブに帰ってくる。早くて楽しい6ホールのマッチプレーイベントには多くの話題があり、この大会について知っておくべき6つの事柄は次の通りである。

1)ワイルドカード
今年も2人1組の16チームがセンチュリオンクラブに特設された6ホールのサーキットでティアップするのだが、今年は新顔が加わる。今年はワイルドカードのチームが導入されたことにより、23人のヨーロピアンツアー王者に加え、欧州最高峰の女子選手も出場することとなった。ジョージア・ホールチャーリー・ハルはイングランド女子チームとしてタッグを組み、イングランドのメル・リードとスペインのカルロタ・シガンダは欧州女子チームとしてタッグを組む。一方、「ライダーカップ」欧州代表キャプテンのトーマス・ビヨーンと、「ソルハイムカップ」欧州代表キャプテンのカトリオナ・マシューは、ヨーロピアンツアーのマッチプレー大会で史上初となる男女混合チームを結成する。

2)大会方式
16チームは土曜に各4チームで形成される4グループに分かれ、1試合6ホールのグループリーグを戦い、各グループの上位2チームは決勝トーナメントへと進出する。日曜には準々決勝、準決勝、3位決定戦、そして決勝戦が行われる。

グループリーグでは勝利に3ポイント、引き分けに1ポイントが付与され、負けは0ポイントとなり、各マッチはグリーンサムマッチプレー方式で行われる。日曜のマッチが引き分けで終わった場合は、特設ホールでプレーオフが行われる。プレーオフ1ホールでも決着がつかない場合、同じホールを使用してニアピン対決を行う。

3)ホームアドバンテージ
グループリーグは興味をそそる対戦が目白押しだが、地元ファンは土曜のイングランド対決に釘付けとなるだろう。と言うのも、同日の午後0時4分にマット・ウォラスとエディー・ペパレルがジョージア・ホールチャーリー・ハルと対戦するのである。最高のホームチームの称号を得るのは、果たしてどちらのチームか。

4)テーマを持った各ホール
ゴルフシックスは今年も各ホールにテーマが決められており、4番ホールには一躍有名になったショットクロックが帰ってくる。昨年、選手とファンに好評だったこの革新的なルールは、さらなる迅速化を促すべく、今年はショットの制限時間を40秒から30秒に短縮して行われる。他のホールにもそれぞれテーマがあり、“バーディで善行”と名付けられた2番ホールでは、選手たちがバーディを奪うたびに、公式チャリティーパートナーであるロイヤルマースデン癌基金とヨーロピアンツアー財団により寄付が行われる。

5)ゴルフの発展に寄与
昨年の第1回大会の開催後、ゴルフ財団は若いゴルファーを啓蒙するプロジェクトとして、6の地域リーグで「ゴルフシックス」形式の大会を開催した。今夏、「ゴルフシックス」形式のリーグは、25の地域クラブ間リーグを含む125ゴルフクラブへと拡大し、イングランド全体で約1500人の少年少女がこの方式の大会でプレーすることになる。「ゴルフシックス」リーグは、この他にもデンマーク、ベルギー、オランダでも導入されるなど、欧州で広がりを見せており、今後も多くの国が導入する見込みとなっている。センチュリオンクラブでは金曜と日曜に、地元の16校と6ゴルフクラブから集まった200人以上の少年少女が「ゴルフシックス」リーグのデモンストレーションを行い、ギャラリーはその模様を見ることができる。

6)大会名物
昨年は卓越したショット、すばらしいチームワーク、エキサイティングな大会方式を目の当たりにしたわけだが、とりわけセンチュリオンクラブに現れたある存在が注目を集めたと言っても良いだろう。ファンや選手の間で好評を博した“シックス”の名で知られるピンクの大会マスコットは今年も皆を楽しませにやってくる。

2018年 ゴルフシックス