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オルセンがスコットランドでツアー3勝目を達成

勇気を奮ったトービヨン・オルセンが「アルフレッド・ダンヒル リンクス選手権」を制し、スコットランドの地でヨーロピアンツアー3勝目を飾った。2012年にこの大会で2位に入っているデンマーク出身のオルセンは、最終日を1アンダーの「71」で通算18アンダーとし、ブルックス・ケプカクリス・ストラウドの米国人コンビに2打差をつけて優勝した。

米国人コンビからさらに1打後方の4位タイには、ノーボギーの「65」で最終日をラウンドしたイングランドのクリス・ウッドベンジャミン・エベール、ベルント・ウィスベルガー、ヨアキム・ラガーグレン、そしてキラデク・アフィバーンラトが入った。

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後続に3打差をつけて最終ラウンドをスタートしたオルセンは、1番で2.4mのバーディパットを沈めるも、2番をダブルボギー、そして続く3番をボギーとして前日までのリードを早々に明け渡す展開。それでも、4番と5番で連続バーディを奪う盛り返しを見せ、再びリーダーボードのトップに返り咲いた。

その後の9ホールを危なげなくパーとしたオルセンは、15番で見事15mのバーディパットを沈め、後続との差を2ストロークに広げた。そして上がり3ホールをパーでまとめ、昨年の「ISPSハンダパースインターナショナル」以来となるヨーロピアンツアー制覇を果たした。

今季序盤は手術のため3カ月の戦線離脱を強いられたオルセンは、セントアンドリュースでの勝利に快哉を叫んだ。

「今年はとてもタフな1年だったので、ここにこうしてトロフィーを手にして立っているのは信じられないね」。

「すばらしい3つのゴルフコースを回り、特にセントアンドリュースで大会を締め括るのは最高の気分だね」とオルセン。「僕にとってはこれまでとてもタフなシーズンだった。コーチや家族や友人たち、そして僕のそばにいてくれた人々に感謝したい」。

「今週は初めの3日間にすばらしいラウンドを展開し、最終ラウンドは何とか持ち堪えられたのが良かったね」。

「2番ホールでは攻めすぎたんだ。ドライバーが良く当たり、残りのヤーデージもいい感じだったんだよ。ちょっと攻撃的に行きすぎたね。リンクスのゴルフコースでは攻めすぎるとしっぺ返しを喰らうことがあるんだ」。

「その後は持ち堪えるように努めたよ。これまでもそういうことはあったからね。とても辛抱強くプレーしたんだ」。

最終日にソリッドなスタートを切ったケプカは、5番と6番で連続バーディを奪い、前半を「34」として後半へ折り返した。バックナインに入ると、10番から3連続バーディ。直後の13番ではこの日唯一のボギーを叩いたが、25歳のケプカは続く14番で4.5mのバーディパットを決めて盛り返し、通算16アンダーで大会を終えた。

「とても満足している」とケプカ。「コンディションはとてもタフだったから『67』は御の字だよ。ただ、(優勝には)十分ではなかったね」。

「このコースは風が吹くと難しくなるんだ。特に今日の風向きは難しいね。全体的に良いプレーができたけど、ほんのちょっと足りなかったね」。

一方のストラウドは1番をボギーでスタートするも、3番、4番、7番とバーディを奪って前半を「34」で折り返した。33歳のストラウドは10番と11番で連続バーディを奪ってチャージをかけ続けたが、16番でボギーを叩いて通算15アンダーに後退。最終ホールのバーディでケプカと並ぶ2位タイで大会を終えた。

「これ以上の結果は想像できないね。今年の目標スコアな通算20アンダーだったんだ。初回で16アンダーは驚くべき事だけどね」とストラウド。「どの大会だってこのスコアは立派なものだけど、ゴルフ発祥の地でありゴルフの聖地でこのスコアを出せたのは特別なことだね」。

「とても素敵な時間を過ごしたよ。信じられないくらい天気に恵まれたし、ああいう形で最終ホールをバーディとすることができて最高だったね。とにかくすばらしい一週間だったよ」。

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