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新パターの恩恵に期待するローリー

「You drive for show and putt for dough(ドライバーは見せるためのもの、パットは稼ぐためのもの)」とよく言われるが、今週の「アルフレッド・ダンヒル リンクス選手権」でのビッグマネー獲得を目指すスコットランドのポール・ローリーほどこの格言がぴったり来る選手もそうはいない。

ローリーは2001年に開催された「アルフレッド・ダンヒルリンクス選手権」の記念すべき第1回大会で、最終ホールで12メートルのバーディパットを沈め、アーニー・エルスを1打差で退けて、ヨーロピアンツアー通算8勝のうちの4勝目を挙げた。

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この勝利は新しいパターの恩恵がもたらしたものだったが、彼はセントアンドリュース、カーヌスティ、そして彼が1999年に「全英オープン」を制した際の舞台だったキングスバーンズを再訪するにあたり、その歴史が繰り返されることを望んでいる。

「2001年はすばらしいゴルフがプレーできていたのだけど、パッティングが全く駄目だったんだ」とローリー。彼は過去に15回開催されてきたこの賞金総額500万米ドルの大会で皆勤賞を達成している6人のうちの1人である。

「あれはキングスバーンズの練習グリーンでのことで、オッデセイのスタッフの一人が新しいパターを持っていたんだ。あれは最初の2ボールモデルだった。少しの間、試してみたら、驚くほどパットが決まったのだけど、彼は、それは1本しか持ってきていないから君にはあげられないと言ったんだ」。「幸運なことに、僕はそれをくすねることできてね。あの週は殆どパットが入ったし、あの18番のロングパットで締め括ったんだよ」。

ここ最近好調のローリーは、デンマーク、そして初日を9アンダーの「61」でラウンドしたオランダで2週連続トップ10入りを果たし、その後の2週間は長年悩まされてきた背中の負傷を癒すため休養にあてている。

復活の要因は何なのか?

「今回も新しいパターによるものなんだ」とローリー。「数ヶ月前にカレドニアの新しいパターをバッグに入れ始めたのだけど、以来、パットがすばらしく好調なんだ。溝が少し深くなり、これで長年使ってきたやつよりも転がりが良くなったんだ」。「僕のパットに関するスタッツはかなり改善したし、良い形でホールアウトできるようになった。1.8メートル圏内はワンパットで上がれるんだけど、これは驚異的なことだよ」。「パットが決まると、自信が積み上げられるので、その他のプレーにも恩恵をもたらすんだ」。

プロアマではアバディーンアセットマネジメントの最高経営責任者であるマーティン・ギルバート氏と同組でラウンドするローリーは、「これは僕が1年のうちで一番好きな週の一つなんだ」と述べた。「とても楽しめるし、マーティンと一緒にプレーするのは愉快だからね。彼はプレーが速いし、ホールアウトする際、いつボールを拾い上げるべきか分かっているからね」。

関連リンク

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