進撃のマキロイがタイトル防衛を宣言

今週ウェントワースクラブでの「BMW PGA選手権」連覇に備えるロリー・マキロイは、2015年のスタートから続く進撃をさらに揺るぎないものにしようと目論んでいる。

ここ英国サリー州で1年前に、2014年シーズン1勝目を挙げた世界ナンバーワンのマキロイは、その後、「全英オープン」と「全米プロゴルフ選手権」を制し、その合間には「ブリヂストンインビテーショナル」を制して世界ゴルフ選手権初優勝を遂げ、きらめくばかりの進撃を果たした。

しかしながら、北アイルランド出身のマキロイの2015年シーズンは、昨年の偉業すら上回るのではないかという成績となっており、「ドバイデザートクラシック」、そして「WGCキャデラックマッチプレー」に続き、先週はクエイルホローで勝利を収めた。

今朝のプロアマではワンダイレクションのナイアル・ホラン、そして元マンチェスター・ユナイテッドのフィル・ネビルとポール・スコールズとプレーしたマキロイは、「良い感じだね。良いショットが沢山あったけれど、いくつか緩んだショットもあった」と述べた。

「今晩ちゃんと休むようにして、明日はフレッシュな状態で臨めるようにするよ。気分は上々なんだ。準備万端といくはずさ」。

「今日はまだ、そこまで体内にアドレナリンが駆け巡ってなかったけれど、明日になって1番ティに立ち、スコアカードを受け取れば、また話は別さ」。

「今季は良いスタートが切れているね。すでに3勝しているから」。

「これからのメジャー3大会で1勝もできなかったらがっかりするだろうね。そこが、最近自分のなかで良いシーズンと最高のシーズンの分かれ目になっているんだ」。

ヨーロピアンツアーのフラッグシップ大会でのタイトル防衛は、忙しい2週間の幕開けともなるマキロイ。来週は自身が大会ホストを務めるロイヤルカウンティダウンでの「アイルランドオープン」が控えている。

「僕の心はこれからの2週間、ここと『アイルランドオープン』に集中している」とマキロイ。「とにかくこの連戦で可能な限り良い成績が残せるよう頑張りたいし、その後は2週間ほど休みを取るんだ」。

「この2週間へ向けて完全に集中できているし、ここで全力を尽くしてプレーした後は、何日かクラブをしまい、その上で意識を『全米オープン』へ向けようと思っているんだ」。