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最終日はルイテンとウィスバーガーの一騎打ちへ

2014/06/08 08:31

「ライオネスオープン」はディフェンディングチャンピオンのジュースト・ルイテンが、2012年の王者であり地元の声援を背に受けるベルント・ウィスバーガーに2打差の首位で最終日を迎える展開となった。

そして、最終日の日曜はこの2人にとってタイトル以上の意味を持つことになる。

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もしルイテンが優勝すると、オランダ人として初の「ライダーカップ」出場が大きく現実味を増し、2012年大会王者のウィスバーガーが優勝すると、来週パインハーストで開催される「全米オープン」の出場権を手にすることになる。

両者共に土曜のダイアモンドCCでのラウンドを7バーディ、1ボギーの「66」で回り、この結果、ルイテンが通算11アンダー、ウィスバーガーが通算9アンダーとし、更にその2打後方にはパラグアイのファブリツィオ・ザノッティがつけている。

「満足だよ。『66』はいいね」とルイテン。彼はグレンイーグルスでの「ライダーカップ」のタイトル防衛を目論むポール・マギンリー率いる欧州代表チームへの自動選出圏へあと一歩というところまで迫っている。

「すごく良いプレーができていただけに、もう少し良いスコアが出せたかもしれない。特に12番ホールまでは素晴らしかったけれど、まあとにかくすごく良い一日だったよ。プレーが安定しており、良いショットや良いパットをまとめることができた」。

「今できるのは、この大会に集中し、ここでプレーすることだけだ。来週はまた新しい一週間だからね。良い位置につけているから、明日もきっちりと仕事をこなし、またここで勝つことができるか仕上げをご覧じろというところだね」。

「ブレントが素晴らしいプレーヤーだということは承知しているよ。良いバトルになるだろうね。それにまだ、あと何人かは蚊帳の外というわけではない。面白い一日になるだろうね」。

前半で5バーディを奪うチャージを見せたルイテンは、その前半を「31」で折り返すと、グリーン奥から3パットした14番でこの日唯一のボギーを叩いた。

しかし、28歳のルイテンはフェアウェイバンカーからの素晴らしいショットでピン側へ寄せた15番でバーディを奪って盛り返すと、17番では11メートルのパットを沈めて再びバーディを奪った。

ウィスバーガーの唯一のボギーも、3パットした11番でのものだったが、ウィーン出身の28歳は前半を「32」で折り返すと、後半は10番、13番、そして18番でそれぞれバーディを奪った。

「今日はすごく良いプレーができたし、沢山のチャンスを築くことができた。特に前半は素晴らしく、実際、全てのホールでバーディパットのチャンスがあったくらいだ」とウィスバーガー。彼は単独2位でこの大会を終えたとしても、他の大会の結果次第では「全米オープン」への切符を手にすることになる。

「幾つか長いパットを決めたけれど、短いパットも幾つか決め損なっているので、全体的に見れば差し引きゼロというところかな。バックナインでは幾つかあったチャンスをバーディに結びつけることができた。2つのパー5でスコアを伸ばせなかったのは残念だったけれどね。でも、リーダーボードを駆け上がることができたし、それが今日の一番の狙いだったからね」。

「いつだって地元のファンの前でプレーするのは良いものだし、今日のギャラリーは最高だったよ。あれは(18番での6メートルのバーディパット)ジューストとの差を縮める上で重要なパットだったし、決めた後の歓声がその重要性を物語っていたね」。

「明日はマッチプレーのモードになり過ぎないのが大切だね。もしそうなると、後続の選手たちが忍び寄ってくるだろうからね。僕にできるのは全力を尽くすのみ、その結果、勝てればいいなと思っている」。

「明日は『全米オープン』については考えないようにする。トロフィーを掲げられるようトライするだけだよ。そうなれば来週も大会に出場できるようになるわけだけれど、それは意識しないようにする。今日と同じプレーをするよう努力するだけだ。皆が今の僕の状況について論じているけれど、僕は落ち着いていて良いフィーリングだよ」。

この日の早い時間は、コースレコードとなる「65」を叩き出したイングランドのデビッド・ホージーがコースを席巻した。29歳のホージーは前半を「30」で折り返すと、15番と16番でもバーディを奪い、17番でこの日唯一のボギーを叩いた。

「正直なところ、もう随分前からこう言う感じでプレーできそうな気配はあったんだ。練習レンジでは良い感じで打てているのに、それがコース上で具現化できていなかっただけなんだ」とホージー。彼は通算5アンダーとし、同胞のアダム・ギーの1打後方につけている。

速くて硬いコンディションが彼のプレースタイルに合っているかと問われたホージーは、「全くその通りだね。僕はこの中では飛ばない方だけど、それはフェアウェイをキープする上での利点としないといけなんいだ。30ヤードから40ヤード後方にいたとしても、(飛ばし過ぎてラフに入れてしまえば)ラフは深くてボールを止めることができず、そこからピンを狙うのは難しいわけだから、状況的には飛距離の不利が埋め合わされているね」と述べた。

首位で3日目を迎えたミカエル・ルンドベリは「76」と苦しみ、ホージーと並んで通算5アンダーで最終日を迎えることになった。

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