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全盛期に戻ったルンドベリ

2014/06/06 09:08

ヨーロピアンツアーでの6年振りの優勝を狙うスウェーデンのミカエル・ルンドベリが「ライオネスオープン」初日を終え首位タイに立った。

2005年と2008年に「ロシアオープン」を制しているルンドベリだが、ここ3年はQスクールからの出場を強いられていたものの、この日は「67」の5アンダーでラウンドし、イングランドのアダム・ギーと並び首位に立った。

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ルンドベリがダイアモンドCCを6バーディ、1ボギーで回ったのに対し、ギーは12番で2打目を直接カップインしてイーグルを奪うと、その後は18番でこの日唯一のボギーを叩くも、4つのバーディを奪ってスコアを伸ばした。

「今日はとてもソリッドにプレーし、幾つかパットも決まったから、そうした要素が合わさってとても良い一日になった」とルンドベリ。

「全くもって華々しいところはなかったけれど、全てにおいてソリッドだった。新しいコーチとはとても上手く行っているし、ここ4週間で大きな進歩を遂げたんだ」。

「ロングゲームはとても良いのだけど、ショートゲームは良かったり悪かったりという感じだから、まだグリーン周りでは少し不安定なところがあるけれど、良くはなっているんだ」。

「コースでは注意が必要だ。このコースはとても硬いから、ティショットから正確性を問われる。いとも簡単に罠にはまるから、不必要なトラブルは避けなければいけない」。

ギーもルンドベリと同様に、昨年11月のQスクールを経て2014年シーズンの「レース・トゥ・ドバイ」で出場権を手にした選手であり、上位5名が全て午後にラウンドした選手で形成される中、自身も風の強かった午前中のラウンドを避けられたことに安堵している。

「我々がコースに到着した時は風がとても強く吹いていたから、午前中にラウンドした選手たちは僕らよりも苦しんだだろうね」とギー。

「(午後スタートとなった今日は)我々の方が間違いなく組み合わせに恵まれていたと思う。運を味方に付けたというわけだが、勿論そういうのは必要さ」。

「ここのところとても調子が良くてね。先週よい兆しが見え、ここではそれを更に前進させている。まだ道程は長いけれど、この吉兆は励みになるね」。

首位の1打後方にはウェールズのリース・デービース、米国のベリー・ヘンソン、そしてマシュー・ボールドウィンリチャード・フィンチのイングランド人コンビがつけており、地元の人気選手であるベルント・ウィスバーガーは1アンダー、前回優勝のジュースト・ルイテンはイーブンパーの出だしとなった。

大混戦のリーダーボードは、首位から3打差までの間に19人がひしめいており、その中には安定性を欠いた「69」で初日をラウンドし、自身のゴルフを故セベ・バレステロスのゴルフに準えたフランスのトーマス・レベも含まれている。

2011年の「フランスオープン」で優勝した際に、グリーン脇の池に飛び込んで足を骨折したことで知られるレベは、「ドライバー以外のプレーは良かった。ただ、僕のドライバーはちょっとセベに似ていたね。右に行ったり左に行ったり、そしてたまに真っ直ぐ飛んだりしてね」と語った。尚、レベは骨折した「フランスオープン」以来、ヨーロピアンツアーでは優勝を飾っていない。

「今季はずっとそんな感じなんだ。改善に取り組んでおり、少しは良くなっているんだけれど、今日は何度かボールを失くさないで済む幸運に恵まれ、それが違いを生んだね」。

その好例はティショットを100ヤード右へ曲げながらも池へ落とさずに済んだパー5の15番だ。彼はそこから別のコースのフェアウェイでプレーすることを選択し、残り227ヤードを2番アイアンで打ってピン側2.5メートルに乗せ、このホールをバーディとしたのである。「簡単なゴルフだったよ」とうそぶく2002年「全英オープン」2位のレベ。

最後から2番目のホールでダブルボギーの6打を叩き、初日を「71」でラウンドした地元の優勝候補であるベルント・ウィスバーガーは「全米オープン」出場権獲得に望みを繋いでいる。

現在公式世界ゴルフランキングで69位のウィスバーガーは、パインハーストで開催される今季2つ目のメジャー出場権を得るにあたり、2012年にこの大会で果たした地元優勝を再現するか、あるいは単独2位に入るかして同ランキングのトップ60以内に食い込まなければならない。

近隣のウィーン出身の28歳は、「このコースでは風が大きな違いを生むから、1アンダーは悪い出だしではない。特に今日のスタートの仕方ではね」と述べた。

「後半は良い感じでプレーできていたのだけど、あの8番での悪い一振りが高くついてしまった。あれを抜きにすればとても満足している」。

もう一人の「地元」の優勝候補であるスペインのミゲル・アンヘル・ヒメネスは、同組のウィスバーガーより1打少ない「70」で初日をラウンドした。先達てオーストリア人のスザンヌ・スタイブロさんと結婚した50歳のヒメネスは最近ウィーンに移り住んだところである。

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